日誌

学校日記

10/22 今日の給食

今日 の給食 は、くろロール、牛乳 、マカロニのクリーム煮 、ビーンズサラダ、さつまいもチップスです。マカロニのクリーム煮 は、とり肉 や野菜 を牛乳 や生 クリームで煮 てあります。乳製品 がたっぷり入 っているため、体 をつくるたんぱく質 やカルシウムが多 く、成長期 のみなさんにぴったりな料理 です。今日 は、ツイストマカロニが入 っています。味 わって食 べてください。

3年 出前授業「火災について学ぼう」

 豊橋市消防本部のかたをお招きして、3年生が出前授業「火災について学ぼう」を行いました。火災の恐ろしさを知るとともに、火災に対する知識を高めることをねらいとしています。消防本部のかたから、火災の煙には有毒ガスが含まれているので、吸い込まないようにハンカチ等を口に当てることや、煙は高い所に移動するので、低い姿勢で避難することの大切さを教えていただきました。有害ガスのない「煙体験」をした子どもたちは、「煙で前が見えなくなった」「低い姿勢だと、速く動くのが難しい」など感想をもちました。また、初期消火に欠かせない消火器の設置場所や使い方についても教えていただきました。実際に水の入った消火器を使ってみると、どの子も上手に操作して、ねらったところをめがけて噴射していました。火災から命を守る4つのポイント ①火災をいち早く発見 ②すぐ119番通報 ③消せそうなら、すぐ消火 ④消せなかったら、すぐ避難。今日の体験をもとに、火災の予防について、授業でもう一度考えます。

  

6年 公演鑑賞「ガンバの大冒険」

 公演鑑賞事業の一環として、6年生がとよはし芸術劇場プラットで、劇団四季ミュージカル「ガンバの大冒険」を観ました。新川小だけでなく、他校の6年生も一緒に鑑賞しました。物語は、「ネズミたちのバーティに、傷だらけの小ネズミ、忠太が助けを求めてきた。忠太は、故郷の島を支配する残忍で巨大な白イタチ『ノロイ』を倒すため、力を貸してほしいと言う。元気で、勇敢なガンバは、仲間と共に島を目ざす」というもの。ノロイとの攻防は、ハラハラドキドキの連続です。子どもたちは、演者と一緒に手拍子をしたり、歌を口ずさんだりと、舞台を楽しんでいました。終演後には、「〇〇(登場人物)が、◇◇になればよかったのにな」などと、口々に感想を語り合っていました。よい舞台は、子どもの心を豊かに育ててくれます。原作者の後日談を聞いたことがあります。ノロイは、八丈島にネズミ駆除の目的で放たれたイタチをヒントに創作したそうです。実は、ノロイは人間の味方であり、ガンバや仲間たちは駆除したい相手になります。立場により、同じ存在でも全く反対の感情がうまれます。いろいろと考えさせられるエピソードです。

5年 出前授業「柳生川の氾濫と浸水被害」 

 5年生が、元・松山校区自治会長の宮下さんを講師に招き、身近な柳生川で起き浸水被害について話を聞きました。平成20年8月28日、お昼ごろから雨が激しく降り、180分で125.4mmという記録的な豪雨がありました。宮下さんの記憶では、1時間以上も雷が鳴り続けていたそうです。やがて柳生川が氾濫して、床上・床下浸水の浸水被害が発生しました。家の周りの地面が見えず、川のようになっても雨は降り続いている。家に入ってきた水を外に掃き出しても、それ以上の水が入ってくる。家の床から、水と泡がぷかぷかと出てくるようになる。これからどうなってしまうのか。実際に体験した人でなければ、その怖さは想像もつかないことでしょう。子どもたちは、いくつか質問をするなかで、今は「地下河川」を整備していて、豪雨の被害を少なくするようにしていることを知りました。先日、5年生は、防災危機管理課のかたから、ハザードマップについて教えていただきました。地震だけでなく、浸水被害も視点に入れて、さらに充実したハザードマップを作れそうですね。

今週の花「スターチス」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「スターチス」(学名は「リモニウム」)です。「スターチス」の名前は、ギリシャ語の「statizo(止める)」が語源で、下痢の症状をやわらげる薬草として利用されてきたからとされています。和名は「花浜匙(はなはまさじ)」で、浜辺によく咲くことと、花の形が匙(スプーン)に似ていることから名づけられました。日本へは昭和になってから入ってきました。スターチスは、花持ちがよいのが特徴です。それは花のつくりに秘密があり、「花」に見える色のついている部分が、実は「ガク」です。(花は、ガクの中に咲く小さな白い点々) 花が終わってもガクの部分は残るので、花が長持ちしているように見えます。そのため花言葉は「変わらない」という特徴からイメージされたものが多く、「永遠に変わらない心」「途絶えない記憶」などがあります。花の名前や花言葉の由来などを知ると、その花を身近に感じられて楽しいです。

3年 理科・磁石の性質

 3年が、校区市民館長の金子さんをお招きして、「磁石の性質」の学習をしました。授業では、磁石につくもの、つかないものを探したり、2つの磁石には引き合う向きと退け合う向きがあることを見つけていきました。そして、磁石の引き合う・退け合う性質を利用した乗り物があると話すと、一人の子どもが「リニアモーターカーだ」と発言しました。退け合う力を利用して車体を浮かせることがわかっても、ピンとこない様子の子どもたち。すかさず、「リニアモーターカーの模型があるけど、見たいかい?」と問うと、子どもたちは「見たい、見たい。」の大合唱。模型を持ってくると、あっという間にリニアモーターカーを取り囲みました。金子さんがリニアモーターカーを走らせると、子どもたちは車体の下をのぞき込んで、「本当だ。浮かんで、走ってる!」と興奮していました。磁石を見る目が変わりました。

競書大会

 先週、各学年の日程で、競書大会が行われました。ねらいは、始筆、終筆に注意し、大きくのびのび書くことができるようにすることです。課題は、1年が「ことしは、かぞくみんなで、はつ日を見ました。 大きくて、とてもきれいでした。」、2年が「お正月に、妹とたこあげをしました。 青い大空に、たこが高く上がりました。」、3年が「正月」、4年が「元気」、5年が「出発」、6年が「理想」です。なお、1、2年生は硬筆、3~6年生は毛筆となっています。競書大会の様子をそっとのぞいてみると、キーンと張り詰めた空気が流れていて、いつもの楽しい雰囲気の教室とは違います。お手本を何度も見ては、慎重に書いています。一文字書くごとに、深呼吸をしている子もいました。早く書き終えても、まだ書き終えていない友達のために、音を立てずに静かに待っている姿は立派でした。終わりのチャイムが鳴ると、やり切った感と疲労感が漂っていました。競書大会の力作は、10月18日から子どもたちに、11月16日学習発表会の日に保護者の皆様に展示してご覧いただく予定です。どうぞお楽しみに。

5年 出前授業「防災講話(地震) ~自分の命は自分で守ろう~」

 市役所防災危機管理課のかたをお招きして、5年生が「防災(地震)」の出前授業を行いました。大きな地震が発生すると、割れたガラスが降ってきたり、ブロック塀が倒れてきたり、ピアノが移動してきたりするなど、東日本大震災や能登地震で実際に起きた災害を例にあげて説明されました。そして、地震が起きた時、自分の命を守るのに大切なのは、落ちてくるもの、倒れてくるもの、移動してくるものの危険から遠ざかること、平常時は何から離れたらよいか、あらかじめ考えておくことが大切だとお話されました。子どもたちはこの話を着眼点として、周囲を見渡し、危険なところを出し合いました。防災危機管理課のかたから、「実際に歩いて危険なところを探し、地図に書き込んでいくとよい」と教えていただきました。これから子どもたちは、子どもたちの視点によるハザードマップ作りを行っていきます。完成したハザードマップが、他の人にも参考にしてもらえるくらいのものに仕上げてほしいです。がんばれ、5年生。

今週の花「スプレーバラ(薔薇)」

 花一さんから、今週の花が届きました。「スプレーバラ(薔薇)」です。よく見かけるバラを「スタンダードバラ」と呼ぶことがありますが、スタンダードバラは、1本の茎に、1輪の花がついています。これに対してスプレーバラは、1本の茎が枝分かれして、花がいくつかついています。「スプレー」には、「枝分かれ」という意味もあり、スプレーバラと呼んでいます。ですから、枝分かれした菊のことを「スプレー菊(マム)」と呼ぶこともあります。中世ヨーロッパでは、バラの美しさが人を惑わすとされ、修道院で薬草として栽培されるもの以外は禁止されました。日本へは、江戸時代までに伝わっていたと言われています。また、青色のバラは存在しませんでしたが、2004年に日本のサントリーが青色のバラを開発したと発表しました。この「サントリーの青いバラ」の花言葉は「夢かなう」です。実感のこもった、素敵な花言葉ですね。

クラブ活動(バドミントン&卓球)

 久しぶりにクラブがありました。今回は、バドミントンクラブと卓球クラブを参観しました。両方のスポーツとも、パリオリンピックで盛り上がったこともあり、子どもたちの気分は、すっかりオリンピック選手です。バドミントンでは、「シダマツペア」のような女子ダブルスや、「ワタガシペア」のような混合ダブルスで試合をしていました。得点が入ると大喜びです。先生とゲームをして、先生が勝つと、「大人げない~」と言いながら、もう一度ゲームを申し込んでいました。卓球クラブも張本選手や早田選手を思い描きながら、球を打ってはレシーブしていました。注目したのは、卓球台です。人気の卓球クラブなので、人数に対して卓球台が足りません。そこで、高さが少し違う長机を2つ並べて卓球台にしています。インスタント卓球台は凸凹しているため、球がイレギュラーな動きをすることがあります。そこを楽しみながら真剣勝負をしていました。たくましい子どもたちです。

3年 自転車安全教室

 3年生が、市安全生活課、警察、交通指導員のかたがたのご協力のもと、自転車安全教室を行いました。子どもの交通事故のうち45%が自転車での事故らしく、自転車を乗り始めるようになり、行動範囲も広がってくる3年生には、ぜひとも受講してほしい教室です。はじめに、子どもたちが持参したヘルメットをいつものように被ってもらいました。すると、被り方が浅かったり、あご紐が長くてヘルメットが固定されていなかったりする子がいました。図を使って、正しい被り方を教えていただきました。また、ブレーキの効き具合やタイヤの空気圧、サドルの高さの調節など、安全に自転車に乗るために必要な点検についても教えていただきました。点検項目を忘れないように、「ブタハシャベルラ」で覚えましょうと、楽しく教わりました。その後、実際に自転車に乗っての実地指導です。安全生活課や警察のかたから教えていただいた安全な乗り方ができるように、交通指導員が一人ずつ確認し、支援しました。新川の子だけでなく、全ての人が交通事故に遭わないことを祈っています。

PTA学校合同行事「Enjoy ボッチャ」

 10月5日(土)に、PTA学校合同行事が行われました。今年は「ボッチャ」に挑戦しました。校区スポーツ推進委員さんから、「Enjoy ボッチャ」を紹介されての開催となりました。ゲームを始める前に、ルールを教えていただきました。自分の球を、相手より白い球の近くに置いた方が勝ちという、わかりやすいルールなので、どの子もすぐにボッチャを始めることができました。ゲームを見ていると、自分のボールを相手のボールにぶつけて、遠くに飛ばそうかな」とか、「それより自分のボールを白い球に近づけようかな」と、勝つための作戦を考えて投げていました。思い通りに球を投げることができると、うれしそうに飛び跳ねたり、仲間が声援や拍手を送ったりして、大変盛り上がりました。保護者のかたも楽しそうに見学していました。球を全部投げ終え、自分の球と相手の球と、どちらが白い球に近いのか微妙なときは、審判の持っている測定器を食い入るように見ては一喜一憂していました。(「一憂」するほど悲しんではいませんが)終わりの会で児童代表がお礼を言い、体育館を出て行くときは、「Enjoy ボッチャ」のかたがたと手を振ってお別れしました。PTA学校合同行事をきっかけにボッチャの楽しさを知りました。これからもボッチャをEnjoyしていきたいと思います。

今週の花「水引草(ミズヒキソウ) & 彼岸花(ヒガンバナ)」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「水引草と彼岸花」です。

 水引草の花は遠目で見ると赤い花のようですが、近くでよく見てみると一つの花に赤と白の二色入っていて、とてもかわいらしいです。「水引草」の名前の由来は、全体の姿がお正月飾りやご祝儀袋の水引紐に似ていることから、「水引」という名前がついたそうです。花言葉は、「感謝の気持ち」「喜び」。水引草の種は、人の服やペットに付いて移動するので、意外なところで水引草が咲いていることがあります。

 彼岸花は、人里に近い川岸や田のあぜ道でよく見かけ、花・茎・葉・球根の全てに毒のある花です。「彼岸花」の名前の由来は、秋の彼岸の頃に開花するという説や、毒のあるこの植物を食べてしまうと「あの世に行ってしまう」=「彼岸に行く」という説があります。少し怖いように感じる彼岸花ですが、その毒を利用して、モグラやネズミから稲や野菜などの農作物を守ったり、埋葬された遺体を守ったりしたという言い伝えもあります。また、彼岸花は自分が咲く時期を知っていて、彼岸花を見かけた人が、「彼岸花って、毎年お彼岸の頃になると、忘れることなく、必ず咲くね。不思議だね」と思わず言葉にしてしまうほどです。やっと涼しさを感じられるようになってきました。

5年 トヨタ自動車田原工場見学

 5年生が社会科の学習の一環として、トヨタ自動車田原工場へ見学に行きました。移動は貸切バスです。はじめに画像を見ながら、田原工場で働く人が8610人もいることや、1日に800台の自動車を生産していることなどを教えていただきました。その後に、はたらく人が安全に自動車をつくるための遮光マスク(溶接面)を身につけたり、高熱のアルミから身体を守る耐熱服を着たりしました。また、一定の速さで正確な作業がくり返しできるようになる訓練「ミネソタ」を体験し、はたらく人の努力を知りました。組立作業では、ロボットが接着剤を均等にぬり、作業員が確認後、正確に取り付けている様子を見て、人と機械の長所を活かした作業になっていることに気がつきました。最後は、多くの工程を経て完成した自動車の前で記念撮影。自動車生産の仕組みや工夫の一部を学ぶことができました。気がつくと、もうお昼。サンテパルクたはらに移動して、おいしいお弁当を食べました。帰ってきて、子どもたちの感想を読ませてもらうと、新たな疑問が出てきたようです。これから授業で調べていきます。

ごきげん集会⑤

 今回の「ごきげん集会」は、はじめに、運営委員が10月の生活目標「気持ちのよいあいさつをしよう」を発表しました。寸劇であいさつの仕方が違う二つの場面を見せ、どちらがよいあいさつなのか、全校のみんなに問いかけました。「大きな声で」「笑顔で」「相手の目を見て」あいさつした方がよいと、全員が答えました。10月もしっかりとあいさつのできる新川っ子になりましょう。次に、図書委員が、紅葉読書週間のPRをしました。学年目標を全員達成した学級に賞状を渡すことや図書委員による読み聞かせについて知らせました。本をたくさん読んで、心を豊かにしてほしいです。その後は、「一芸披露」です。6名の芸達者が出場しました。内容は、①ダジャレ ②縄跳びで二重跳び ③バク転 ④あぐらのまま歩く ⑤二重のフラフープ跳び ⑥ピアノ演奏(カノン) で、どの発表もよかったです。  「一芸披露」では、ダジャレを言ったり、あぐらのまま歩いたりと、予想を超える芸が飛び出します。

4年 筆作り体験

 4年生が、社会科「伝統工芸」の学習の一環として、豊橋筆の職人さんを講師に迎え、筆作りの工程について学び、筆作りを体験しました。筆作りでは、はじめに筆を管に接着させました。ボンドを乾かしている間に、筆の穂の長さや太さ、毛の硬さや弾力に違いのある毛を使い分けて、水を使って混ぜ合わせる「練り混ぜ」という工程を体験しました。この工程により、豊橋筆の特徴である墨になじみやすく、滑るような書き味が実現するそうです。また、抱きかかえるほど大きな筆を見て、目を丸くしていました。仕上げは、筆に糊をたっぷりつけた後、糸を使って筆先を揃えながら糊を搾り取ります。この工程が難しくて、職人さんが上手にやって見せると、子どもたちから拍手が起きました。その後、子どもたちは職人さんの手を借りながら、なんとか仕上げを終えました。自分が作った筆をいろいろな方向から見て、どの子も満足そうにしていました。

代表会

 月に一度、「代表会」を行っています。代表会とは、4年から6年までの学級代表、運営委員、各委員会の委員長が集まって、議論する場のことをいいます。今月は、①3年あいさつ運動について ②6年SDGS古着回収について ③6年よりよい校区にするためのアンケート依頼について の3つが議題にあがりました。効率よく話し合いを進められるように、事前にプリントを用意してあります。プリントをつくる過程でも考えを練ることができるので、しっかりとした内容で提案しています。それでも、一つの議題にいくつかの質問が出されます。即答できる質問ばかりではないので、「学年学級で話し合った後、また回答します」と答えるときもありました。参加者が、自分の考えをもって参加している姿に感心させられます。

今週の花「フジバカマ(藤袴)」

 花一さんから届いた「今週の花」は「フジバカマ(藤袴)」です。フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉集や日本書紀、源氏物語、徒然草の中にもその名が登場するほど日本人に馴染み深い花です。花が細長く密集しているため、線香花火のように見えます。かつては川原の土手などに群生していましたが、近年、護岸工事等により、自生できる地域が激減し、絶滅危惧種となっています。名前の由来はいくつかありますが、その中の一つに、フジバカマの花を逆さにすると、藤色の袴から白い足(雌しべの花柱)が出ているように見えることから、名付けられたというものがあります。 花言葉は「あの日を思い出す」。これは、フジバカマの葉を乾燥させると桜餅のような甘い香りを放つことが由来です。古くから、アロマや入浴剤として使われてきました。だんだんと夜が長くなってくるこの時季に、フジバカマの入浴剤を入れて、あの日を思い出しながら、ゆったりしたいものです。

修学旅行(2日目) ~3/3編~

 宿を後にして、はじめに向かった場所は清水寺です。仁王門や三重塔を観ながら本堂(舞台)まで歩き、そこから見える風景と気持ちのよい風に、しばらく佇んでいました。清水寺を出ると、子どもたちが楽しみしていた清水坂散策と買い物です。外国のかたや他校の修学旅行生で混雑していましたが、いろいろなお店を回り、散策を楽しんでいました。次の見学場所は、金閣寺です。金閣寺に向かって細い道を歩いていくと、急に道が開け、黄金に輝く金閣寺が現れました。「おお~」と思わず声を出した子どもたち。足利義満の絶大な権威を垣間見ることができました。金閣寺も観光客がとても多くて、学年学級単位で集合写真を撮ることができません。同行したカメラマンさんの協力のもと、班ごと、流れ作業にように記念写真を撮るのがやっとでした。最後の見学場所は、龍安寺です。石や砂を使って景観を作る枯山水を前に、子どもたちは静かに鑑賞していました。バスガイドさんから、「15個の石があるけれど、14個しか見えない不思議な造りになっている。15個見つけることができるかな」と話を聞いていたので、場所を変えては石の数を確かめていました。帰りは、貸切バスで新川小学校を目ざします。気持ちよさそうに眠る子が多かったです。それだけ一生懸命に活動し、楽しい思い出ができたのでしょう。多くのかたがたの協力を得て、修学旅行が思い出深いものとなりました。何よりも、無事に行って帰ってくることができてよかったです。ありがとうございました。

修学旅行(1日目~2日目) ~2/3編~

 東大寺の大仏さまを見学した後は、班別分散学習です。どこを、どの順番で回って、集合時刻に間に合うように行動するのか、班の仲間と計画をしっかりと立てて臨みました。途中で道がわからなくなり、教員からヒントをもらう班もありましたが、どの班も仲間と協力して活動して、時間内に集合することができました。1日目の見学が終わり、宿は仁和寺の境内にある、落ち着いた雰囲気の御室会館です。料理はとてもおいしくて、子どもたちはぺろりと平らげていました。友達と枕を並べた夜は、どんな話で盛り上がったのかな。

 2日目は、5時30分起床。早く起きたのには理由があります。毎朝、国宝金堂で行われているお勤めに参加するためです。早朝の静けさの中、ふだんは入ることのできない金堂で僧侶の読経を聴き、自分の心と向きあいました。住職から「充実した小学校生活を送るように」とお言葉をいただくなど、境内の宿ならではの貴重な経験をさせていただきました。朝ごはんは、もちろん精進料理でした。お世話になった御室会館のかたがたにお礼を言って、2日目の見学に出発です。