豊橋市立新川小学校
学校日記
学習指導研究発表会開催にあたり(2/3編)
11月6日は、研究発表会当日です。本校は、令和4・5・6年度の3年間、豊橋市教育委員会・豊橋市現職研修委員会から「学習指導」の研究委嘱を受けました。研究主題は「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成 ~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」で、地域の教育力を活かした問題解決学習をいかに進めることができるのか、研究してまいりました。その成果を研究概要説明・公開授業のかたちで発表します。研究概要説明会には、地域の代表として、学校運営協議会会長の高須さん、新川コネット会長の井垣さんも登壇して、どのように組織を作り、学校と地域が協働してきたのかを説明します。その後に公開授業を行います。多くの参観者に観られても、子どもたちはいつもと同じような姿で授業に臨むことができると思います。よろしくお願いいたします。
学習指導研究発表会開催にあたり(1/3編)
<本校の研究の歴史>
11月6日(水)に、本校で学習指導の研究発表会を開催いたしますが、新川小学校が、これまでどのような研究に取り組んできたのか、ひもといてみました。
昭和16年 「国民学校教育」の研究指定校に委嘱される
昭和22年 「新しい教育のあり方(トライアウトスクール)」の実験校に委嘱される
昭和24年 「楽器教育」の研究を委嘱される
昭和31年 「体育」の研究を委嘱される
昭和38年 「学校保健」の研究を委嘱される
昭和44年 「視聴覚教育(放送)」の研究を委嘱される
昭和53年 「視聴覚教育」の研究を委嘱される
平成 2 年 「読書指導並びに生徒指導推進事業」の研究を委嘱される
平成18年 「学校評価」の研究協力校に委嘱される
令和 4 年 「学習指導」の研究を委嘱される
研究主題「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成
~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」
令和 6 年 地域の教育力を活かした問題解決学習の研究成果を発表
時代の要請に応じて、新川小学校がさまざまな研究を行ってきました。先輩方の後を受け継いで、明日の研究発表会は児童・職員ともどもしっかり取り組みたいと思います。
ひまわり2組 生活単元学習「行ってみたいな 大好きな新川のお店 ~勢川・豊川堂~」
ひまわり2組の子どもたちが、生活単元の学習で校区探検を行い、自分の家の近くにはたくさんのお店があることに気がつきました。見つけたお店を地図にまとめていくと、校区でまだ行ってない場所があったことがわかりました。今回は、友達や担任とそのお店にもう一度行き、外食体験(勢川)や買い物体験(豊川堂)をして、お店のよさを確かめてきました。勢川さんに行くと、素敵なメッセージカードが用意されていて、子どもたちは照れながらもうれしそうにしていました。注文も「ぬるめで」「ネギを抜いて」と、自分の希望を伝えることができました。うどんをとてもおいしそうに食べていました。豊川堂さんでも、あたたかく迎えていただきました。「本の場所がわからなかったら、いつでも聞きにおいで」と声をかけられ、安心して目的の本を探すことができました。自分の力で本を探し、しっかりと会計を済ませ、購入することができました。お店のよさを考えるようになった子どもたちが、校区のお店のよいところをすすんで見つけ、自分たちの住んでいる町のよさを実感してほしいと願っています。
5年 算数「平均」の学習と「新川防災マップ」づくり
「新川防災マップ」づくりに取り組んでいる5年生。ある地点から避難所までの距離や歩いていくのにかかる時間を載せたいと考えました。はじめに学校1周を何度か歩き、時間を測定すると、測定値にばらつきがあることがわかりました。子どもたちは話し合いの中で、ばらつきがあるときは、測定値をならしていけばよい(平均)と考えました。今回は、実際に校区に出て、自分が担当した地点から避難所までの時間を歩いて調べました。測定値の信ぴょう性を高めるために、4回測定しました。教室に戻ってくると、早速、かかった時間の平均を計算して求めました。自分の足でデータを集めてきたので、計算にも力が入ります。結果が出ると、「あそこから避難所まで、平均で○分かかるんだ」と、実感していました。算数「平均」の学習が、「新川防災マップ」づくりに役立っています。
今週の花「ダリア」
花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「ダリア」です。メキシコではダリアが国花になるほど愛されています。ダリアはそれほど美しいのですが、美しいがためにいざこざも起きています。ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとてもダリアを愛しており、たくさんのダリアを育てていました。ある日、貴婦人がダリアを譲ってほしいと現れましたが、ジョセフィーヌは断ります。そこで貴婦人は、庭師を丸めこみ球根を盗ませます。このことはすぐにバレて、怒ったジョセフィーヌは、貴婦人と庭師を追放します。この事件がきっかけで、「裏切り」という花言葉がついたそうです。また、ダリアの花言葉にはポジティブなものもあり、今回届けていただいた紫のダリアは、「気品」「栄華」があります。エピソードを聞いて納得できるほど、ダリアは美しい花です。
全校集会(表彰と後期認証式)
10月の全校集会で、表彰と後期認証式を行いました。表彰は、「水上ビルにあったらいいな」というお店を子どもたちが立体作品にして提案する、sebone実行委員会が主催するものです。子どもたちは、ペットボトルやモール、紙粘土などを使って、ユニークなお店を提案していました。「作品のようなお店があったら、行ってみたいな」と思うものばかりでした。「まちなかデザイン賞」「水上ビル賞」「子ども建築家賞」など、多くの賞をいただきました。その後は、後期の委員長、副委員長、学級代表に認証状を渡しました。後期の代表は、その学年の最後を締めくくり、新しい学年へとつなげる大切な役目があります。みんなの気持ちを受け継いで、これまでよりバージョンアップできるようにがんばってほしいです。また、前期の代表の子は、新しい学年の始まりのなか、みんなをリードしていくことは簡単ではなかったと思います。がんばってくれたおかげで、いい委員会、いいクラスができました。ありがとうございました。後期も、みんなで代表の子をしっかり支えて、全員のチームワークで、よい学級・学校をつくってほしいと思います。
6年 家庭科「だし」の学習
6年生が、家庭科で、和食の基本となる「だし」について学習しtています。「校区にある、だしを使った飲食店がどこにあるか知っていますか」と聞いたところ、「『東京庵のうどんは、だしがきいていておいしい』ってお母さんが言っていたよ」と発言したことから、「だしについて、よくわからないことがあるな」と疑問をもちました。そこで、このお店と連絡を取り、飲食店の専門家からだしやうどんについてお話を聴く機会を設けました。実際にお店に行くと、お客さんが座る席に案内され、子どもたちの学習意欲が一層高まりました。このお店では、だしに通常のしょう油等を加えた赤つゆと、白しょう油等を加えた白つゆがあり、メニューにより使い分けていることがわかりました。一人一人にうどんを出してもらうと、ふだんは何気なく食べているうどんをよく観察したり、においを嗅いでみたりして、ゆっくり味わって食べていました。お客さんにおいしく食べてもらうために、お店の大将が全国を回って味を開発しているというお店の努力も知り、納得した様子でした。子どもたちは、だしを用いることでうま味が増すという、だしの役割について実感することができました。
5年 校区の防災調べ ~防災マップ作り~
5年生は、総合的な学習の時間に、市役所のかたや元自治会長のかたを招いて、地震や防災のことを学習しています。子どもたちの意識が、校区の防災に向かっているので、校区探検をして調べることになりました。学級を5つの班に分け、それぞれの班が責任をもって調査します。PTAや職員がそれぞれの班に同行して、さあ出発です。道中で見つけたもの(消火器、消火栓、防火水槽、備蓄倉庫、AED、自動販売機、地震の際に倒れてきそうなもの)は、地図に書き込んだり、タブレットで画像を撮ったりしました。また、コンビニエンスストアやドラッグストア、理髪店や防災会長のお宅を訪ねてインタビューをしました。そのなかで、「近所に住む高齢者や体の不自由なかたに声をかけて、助け合っていくことも防災の一つだと思う」という、新しい視点のお話を聴くことができました。ご協力いただいた校区のかたがた、ありがとうございました。この後の授業で、各班で調べたことを発表します。
今週の花「秋桜(コスモス)」
今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「コスモス」です。秋の風物詩ともいえるコスモス。秋晴れの日に、風に吹かれてゆらゆら揺れている淡いピンクや白色の花のコスモスを見ると心が癒されます。名前はギリシャ語の「kosmos」からきていて、「装り」「美しい」という意味があります。(また、この意味から、星が美しく瞬く宇宙のことを「cosmos」と呼ぶようになりました)コスモスの和名「秋桜」は、コスモスの花が秋に咲くこと、花びらが桜を連想させることから名付けられました。今は「秋桜」とかいて「コスモス」と読みますが、コスモスが日本に渡来した明治初期頃は、そのままの訓読みで「あきざくら」と呼ばれていました。「秋桜」が「コスモス」と呼ばれるようになったのは、昭和52年、山口百恵さんが歌ってヒットした『秋桜』という曲の歌詞で、「秋桜(あきざくら)」を「コスモス」と読ませたことがきっかけのようです。♪淡紅の秋桜(コスモス)が秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている♪ その後の歌詞の展開が、心をジーンとさせます。
外国語(英語スピーチ)
小学校5・6年生の「外国語」の主な目標は、外国語による聞く・読む、話す・書くなどの言語活動を通して、コミュニケーション力を育成することです。今回の授業では、子どもたちがペアになって新川の先生にインタビューし、その内容を英語でスピーチして紹介し合いました。はじめに、スピーチを上手に行うためのポイント「Clear voice」「gesture」「eye contact」「Speed」「Smile」を確認しました。その後、インタビューした先生の画像を出して、“This is Mr.(Ms.)○○.”と紹介すると、「どんな先生か」「先生ができることは何か」と英語で質問されるので、“He is kind.”“He can drive a car.”“She likes listening to music.”などと英語で答えていました。発音もなかなかのものでした。Thank you. Nice talking to you.
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2 1 |
3 1 | 4   | 5   | 6 1 | 7   | 8   | 9   |
10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   | 16 1 |
17   | 18 1 | 19   | 20   | 21   | 22 1 | 23   |
24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   | 30   |
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