活動の記録

乙姫様は有罪?無罪!?

7月6日(水),6年生が授業で模擬裁判を体験しました。

市内の弁護士6名の方が講師として参加し,裁判の仕組みを教えていただいたり,模擬裁判を行ったりしました。


子どもたちは弁護人です。検察官の不適切な質問には「異議あり!」と声をあげます。


今回の被告人は「乙姫様」です。あれ?どこかで見たような・・・。


起訴状が検察官から言い渡されます。
争点は「乙姫様が渡した玉手箱で浦島太郎がおじいさんになってしまった。乙姫様は有罪か,それとも無罪か」です。


弁護人になった子どもたちは,グループになって弁護士さんのアドバイスを受けながら乙姫様が無罪になる主張を考えました。


子ども弁護士の弁論です。
「乙姫様は『開けないで』と言っていた。」「浦島太郎が自分で開けた。」「竜宮城で過ごした年数がもどっただけ。」
乙姫様を無罪にすべく,主張をしました。


裁判官の判決です。
「では,今から判決を言い渡します。被告人,乙姫は無罪!以上で裁判を終わります。」
子どもたちの弁論で,見事に無罪を勝ち取ることができました。


模擬裁判の後は,グループごとに弁護士さんに入ってもらい,ざっくばらんに質問をしました。


弁護士バッジも触らせてもらいました。
「意外に重ーい!」


新聞社の方や豊橋市の広報広聴課の方もきて,取材を受けました。
この様子は新聞にも掲載されました。


裁判の仕組みを楽しく学ぶことができました。弁護士さんと直接話し,質問に丁寧に答えていただきました。ドラマの中でしか見たことのない「弁護士」という職業を身近に感じることができたこともとても貴重な体験になりました。