活動の記録

弱いロボットだからできること

3月13日(月)豊橋技術科学大学の先生と学生さんが5年生に特別授業をしてくださいました。

豊橋技科大の岡田美智男教授は,5年生の国語の教材「弱いロボットだからできること」の筆者です。授業で学んだ教材の筆者が,身近なところでお仕事をされていることにまずびっくりしました。


弱いロボットは,人間の心に働きかけて何らかの行動を引き出すのが特徴。あえて不完全さを残して助け合いを引き出します。
子どもたちも興味津々です。


ゴミ箱ロボットは,ゴミを拾うことができずにもじもじしているだけです。
周りの人が思わずゴミを拾いたくなり,結果,ロボットを助けることでしあわせな気持ちを感じることができます。


もじもじしながらアルコール消毒するロボット。つい手を差し出したくなります。


質問にも優しく答えていただきました。国語の授業で勉強していた5年生。次から次へと質問があがりました。


この特別授業の様子は,翌日夕方のニュース番組でも紹介されました。


新聞にもとりあげられました。


弱さや不完全さは周りの優しさや強さを引き出します。
「私たちの社会もお互いの弱いところを補ってあげたり,強いところを引き出したりしてできていると考えてもらいたい。」と岡田教授。
授業が終わって,どこか心が温かくなりました。とても貴重な経験をすることができました。