日々の様子

6年生が、嵩山・大念仏について学びました!

 7月16日(火)、6年生が嵩山・大念仏について学びました。大念仏保存会の会員であり、学校評議員でもある後藤惇さん、夏目泰司さん

を講師にお招きしました。

 始めに体育館で、大念仏で使用するさまざまな道具を見せていただきながら説明をうかがいました。

 実際に鐘をならしたり、後藤さん、夏目さんの「ヒュールル ヒュールル…」といった声に合わせて、太鼓を打ったりしました。

 その後、教室で、後藤さんから話をうかがいました。大念仏の歴史、道具、復活に至るまでの経緯、大念仏への願い等の話がありました。

 今後は、これまでの学びをいかしながら、大念仏を未来に残すためにできることについても話し合っていきます。

 大念仏は、かつては豊橋においても嵩山以外でも行われていましたが、現在では嵩山だけに残るものとなってしまいました。残念なことに、後継者不足のために継承できなくなってしまったようです。

 この貴重な伝統芸能を将来に残すため、嵩山大念仏保存会のかたがたは、会員を中心に育成活動を行い、時代を担う子どもたちにしっかりと受け継いでもらうように努力されています。

 情報社会に生きる、デジタル時代の子どもたちにとって、校区に残るこういった伝統芸能はどのようなものと見えているのでしょうか。

 この子たちが大人になったときにも、この嵩山・大念仏が残り、次はこの子たちが将来、嵩山でこの大念仏を継承してくれることを願うばかりです。

 嵩山・大念仏は、本年度は8月15日に19:00から嵩山小学校にて行われます。