日々の様子

5年生が出前講座で「福祉」について考えました!

7月2日(火)、5年生は福祉の学習として出前講座で「認知症」のことを学びました。

まずは、認知症の方の気持ちを考えました。

友達と2人で、紙テープを絡み合わせ、紙テープを破らずに離れることができるかを体験しました。

2人で相談しながら、紙テープをくぐったり、またいだり、いろいろ試していましたが、なかなか離れることができません。教えてもらえば、大したことはないのですが、子どもたちは四苦八苦な様子でした。簡単にできるはずのことが、とても難しい。認知症の方のそのような思いを実体験できたことと思います。

講師のかたがたが劇をみせてくれました。

ごみステーションに間違ったごみを出してしまった方への声のかけ方をグループで話し合いました。

それぞれで考えたメモを集め、グループで出し合い、全体に発表しました。

楽しみながら認知症の方の気持ちを考えました。「やさしくおしえたい」「間違えないように大きな字で書いておしえたい」など、すてきな意見がたくさんありました。

豊橋でも、昨年、認知症のために家がわからなくなったかたがいたようです。

そのかたに、たまたま話しかけられた小学生が警察に連絡し、そのかたは無事に家に帰ることができたそうです。

もし、そういったことに遭遇したとき、そのかたの思いに寄り添い、どのような行動がとれるでしょうか?友達思いの5年生なら、きっと相手のことを考えた行動がきっとできますね。