2018年12月の記事一覧
2年 職場体験学習
職場体験学習
11月13日(火)~16日(金)の4日間,職場体験学習を行いました。4日間の活動でいろいろな経験をすることができました。生徒の感想を紹介します。
・4日間を通して学校の楽さがわかった。学校はみんな同じことをするから,誰かに任せればなんとかなることもあるけど,仕事は一人でやるから自分の仕事に責任をもたないといけないし,誰かに任せられないことが多いからそう思った。今後の生活では,任された仕事や係の仕事は忘れず責任をもってやり,誰かに任せればいいという考えはやめたいと思った。
・保育園で体験をしました。まずは,育ててくれた人に感謝をしたい。子どもだったから気づかなかっただけで「子育て」の中にはたくさんの苦労や気持ち・思いがあることがわかった。そして,自分の成長とともに「次は大人側に立つんだ」という自覚をもって何事にも挑戦していくようにしたい。そして,立派な大人になれるよう,まずは勉強をがんばっていきたい。
・どんなことをするにしても,挨拶や返事は大事で,この二つによって印象が変わってしまうので,はじめから大きな声でするべきだと思った。私たち(客側)からは見えないところで,とても忙しそうに働いている店員さんたちは,大変だと思ったので,もっと感謝すべきだと思った。
・前までは積極的にあいさつや質問,返事などができていなかったけど,この職場体験のおかげであいさつや質問や返事などもけっこう積極的になってきたので,学校生活などでもしっかりとしていきたい。先生に対する質問や発言,返事などを生活にいかしていきたいと思った。
・すべての体験を通して,きびきび動くことと先を見て行動するということが大切だと思いました。だからこれからは,すべての行動で先を見て動くようにしたいです。
・残った食べ物が捨てられているのを見て,飲食店や給食,家で出されたものはちゃんと責任をもって食べたいと思った。お金をかせぐことがこんなに大変だとわかったので,お金を大切に使おうと思った。
・働くということにあまり実感がわかなかったけど,今回の体験を通して,仕事をするというのはとても大変で,疲れることだと思いました。私は,仕事も少なく,休憩時間があったけど,職場の人はぶっ通しで働いていて,大人はすごいんだなと思いました。だから,親に感謝して,今後は少しでも負担が減らせるように,お手伝いをして,少しでも力になりたいと思いました。
生徒総会
11月30日(金)
南陽中学校では、毎年「生徒総会」を行っています。昨年度は、生活委員会から出された「校区のためにできることを考えたい」という提案を受け、「校区清掃」について全校生徒による話し合いが行われました。10月に行われた「校区清掃さーくりん」は、このときの話し合いがもとで創り出されました。
今年度は、「休み時間の過ごし方」と「学校に持ってくる荷物」について話し合いました。
「休み時間の過ごし方」の話し合いでは、いこいの場の設置についても話し合いました。「設置してほしい」という意見に対し、「まずは自分たち自身が過ごし方を考えるべきだ」という意見が出されました。環境整備に自主的に取り組もうとする姿が見られた瞬間でした。生徒たちは、「休み時間の過ごし方」について、自分自身の問題と受け止め、そのあり方や方法について考え始めています。
「学校に持ってくる荷物」については、特に「置き勉」を中心に話し合いました。「学校に教科書などを置けるようにしたい」という意見に対し、「一人一人が時間割をきちんと確認するべきだ」「カバンの背負い方をきちんとしてから置き勉について考えるべきだという意見が出されるなど、生徒たちは視野を広げ、自身の生活改善についても考え始めたようです。今後も学校課題について生徒と共に考えていく中で、課題を解決すると同時に生徒の自主性や社会参画意識を高めていきたいと考えます。