2019年11月の記事一覧
薬物乱用防止教室
11月27日(水)の5・6時間目に薬物乱用防止教室を行いました。今回は薬物・アルコール依存症回復施設の三河ダルクの方3名を講師に招き、話をしてもらいました。3名の講師の方全員が薬物を使ってしまった経験があり、それぞれの方の生い立ちや家族構成、薬物との出会いにつながる経緯、薬物と出会ってしまった後の人生などについて、赤裸々に語ってくれました。未成年のうちに喫煙をしてしまい、そこから薬物へとつながっていった経緯は3名ともに共通していました。また、3名ともが「一度くらいなら」「自分はやめられると思っていた」と考えて、薬物に手を出してしまったということでした。薬物依存症になり、薬物が原因で離婚することになって奥さんや娘と別れたときに「これで思う存分薬物を使えると思った」経験や、薬物を手に入れるお金ほしさに盗みをした経験など、体験した人でしかわからないような心理状態に関わることについても話してくれました。話の最後には、「自分たちのように苦しむ人にはなってほしくない」というメッセージがそえられました。薬物が遠い存在ではなく身近に存在するものであることや、薬物依存症のこわさや悲惨さを感じることができるよい機会となりました。今回の薬物乱用教室では、今まであまり聞いたことのない生々しい話の内容に、生徒たちは少し戸惑いを感じている様子が見られましたが、真剣に話を聞くことができ、「薬物とは関わりたくない」という思いを強くしたようでした。
【生徒の感想】
話の中で「中学生のときは薬物は遠い存在だと思っていたけど、簡単に手に入ってしまう」というのが心に残りました。今までの乱用防止教室は「自分は絶対に大丈夫」という考えで話を聞いていたけど、「自分が大丈夫」という自信が実はいちばん危ないことや、断る勇気の大切さを知りました。今日の講座は自分の将来のためにもなったので、「1回だけなら」という甘いキモチをなくそうと思いました。
【生徒の感想】
話の中で「中学生のときは薬物は遠い存在だと思っていたけど、簡単に手に入ってしまう」というのが心に残りました。今までの乱用防止教室は「自分は絶対に大丈夫」という考えで話を聞いていたけど、「自分が大丈夫」という自信が実はいちばん危ないことや、断る勇気の大切さを知りました。今日の講座は自分の将来のためにもなったので、「1回だけなら」という甘いキモチをなくそうと思いました。
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NOS会
11月22日(金)の6時間目にNOS会を行いました。表彰を行った後、生徒総会の練習を兼ねて、全校生徒で二つのテーマについての話し合いを行いました。一つ目のテーマは「将来住むなら『都会』か『田舎』か」でした。交通や買い物の利便性や虫が少ないことを理由に都会を選ぶ生徒もいれば、静かさやのどかさを理由に田舎を選ぶ生徒もいて、意見が途切れることなく話し合いが進みました。中には、「芸能人と結婚するのが目標なので都会がよい」といったおもしろい意見や、「田舎はインターネットも使えない場合があるから不便」などの現実的な意見も出て、聞いている側も楽しめる話し合いになりました。二つ目のテーマは「『たけのこの里』か『きのこの山』か」でした。チョコで手が汚れるとか、クッキーとクラッカーの違いだとかを理由に話し合いは進みましたが、結論的には「どちらをおいしいと思うか」ということで意見が決まっているようでした。中には、「キノコが嫌いだからきのこの山は嫌い」という意見もあり、楽しんで話し合いに参加している様子がうかがえました。今回の話し合いのように、生徒総会でも多くの生徒が積極的に意見を述べ、話し合いが深まることを期待したいと思います。
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学校保健委員会(全校)
11月11日(月)の6時間目に学校保健委員会を行いました。今回のテーマは「目指せ、栄養バランスのよい朝食!」でした。初めに保健委員会が、朝ご飯を食べないとどうなってしまうのかを寸劇で紹介し、どのように朝ご飯を摂取したらよいのかという問題提起をしました。その後、豊橋市保健所子ども保健課の管理栄養士である朝倉めぐみさんが、朝ご飯の摂取の仕方や、睡眠時間の重要性など、子どもの健康に欠かせない要素について、わかりやすくお話しをしてくださいました。大会や試験の前日に食べるとよい「勝負飯」についてのお話もあり、生徒たちにとって大変興味深いお話を聴くことができました。今回の学校保健委員会で学んだことを実生活にも取り入れ、生徒たちがより健康的な毎日を過ごせるようになることを期待したいと思います。
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合唱コンクール
10月31日(木)に、アイプラザ豊橋で合唱コンクールを行いました。「校歌」と「Good Day」の2曲を全校で合唱し、1年生は「きみにとどけよう」、2年生は「HEIWAの鐘」、3年生は「友 ~旅立ちの時~」を学年で合唱しました。各クラスの合唱曲は、自分たちで選曲し、一生懸命練習した成果を発表しました。どの合唱、どのクラスも「歌声の南陽」の名に恥じぬ、聴いている人の心を動かす、すばらしい歌声ばかりでした。コンクールなので順位はつき、一喜一憂する生徒の姿がありましたが、それぞれの生徒がやり切った満足感や達成感を味わうことができたようでした。「本気で泣けたのは、本気で取り組んだ証」と振り返りに書いていた生徒がいたように、多くの生徒が本気で臨んだ合唱コンクールにもなったと思います。今回の合唱コンクールで培われた学級や学年の一体感を、今後の学校生活でもいかし、南陽中学校の歌声がさらにすばらしいものになることを期待したいと思います。
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