日誌

Nナンバー1決定戦

  
「斜塔やないかい!」

 これ,なんのネタかわかりますか?

 これは,N-1に出場した二人組コントのネタの一部です。

 3月22日()の6時間目に行われた「Nナンバー1決定戦」は総勢9組の子たちが,全力で笑いを取りに行き,見ている側も手拍子や笑い声で出演者を盛り上げるとてもすてきな会となりました。

 年度末も迫った学年集会で,生徒会の一人が次のような提案をしてくれました。

「この学年が『やることはしっかりとやる。そして,盛り上げるところはしっかりと盛り上がる』,そんな暖かい学年になってほしい。そのために例えば,お笑い大会のようなものを開いたらどうでしょうか」。

それに応えるように,リーダー会も全面的にバックアップするお笑い大会の開催が決まりました。

 リーダー会としてバックアップすることは決まっても,肝心の出演者が集まるかどうか,準備は何をすればいいんだろう・・・。悩むことばかりでしたが,とにかくまずは自分たちが恥ずかしさの殻を破り,全力で募集することが大切だということになりました。そして,募集の際は,各クラスが工夫を凝らした募集が行われ,最終的には9組もの子が「参加します」と名乗りを上げてくれました。

関係する生徒たちは,生き生きとした表情で準備をしていました。きっと,「自分たちが,学年を盛り上げてやるんだ」という使命感があったのだと思います。

 そして迎えた当日。

緊張感の中でスタートしたNナンバー1決定戦ですが,司会の子が盛り上げることで少しずつ暖かい雰囲気が会場を包んでいきました。

 トップバッターの「〇〇様は告らせたい」の元気いっぱいのコントが始まると一気に会場は引き込まれ,あっという間に9組のお笑いが終わってしまいました。

 最後のリーダー長の話,生徒会役員の話の中で自分たちが来年度の南稜中を引っ張っていくんだという決意を聞くことができ,その姿はとても頼もしく感じました。

今回の経験を活かし,来年度も子どもたちが主体的に活動し,自分たちの学年はもちろん,学校全体が活気づいていくことを期待しています。