総合的な学習の時間に福祉学習・生き方学習を行いました。(1年生)
11月6日(水)の6限に1年生が福祉学習・生き方学習を行いました。前芝校区にある小規模多機能ホーム喜寿苑の方々を講師にお招きし、1時間お話を伺いました。福祉についてよく知ってもらうために、利用者の方も1名一緒に来校されました。
ケアマネージャーの鈴木さんからは、まず、この仕事を選んだきっかけや、仕事をしていて感じる喜びや大変さなどについてお話がありました。また、利用者さん本人の希望をかなえつつ不自由なく生活できるのかを考え、支援することが大切という話もしてくださいました。最後に、仕事ではあるものの、一人の人間として、その人の生活に寄り添えること、その人の人生に関われることがケアマネージャーとしての喜びだと話してくださいました。
鈴木さんの心には、「福祉について『分からない・知らない・身近なことじゃない」と思っても、実は、架空の人物でも知らない誰かでもなく、『少し先の未来のあなた』『あなたの大切な家族』であることを知ってほしい。」という言葉が残っているそうです。そして、「いろんな人がホームにはいるけど、不自由が多い人も特別なわけではなく、利用者さんの笑顔が鈴木さんにいつも笑顔をもたらしてくれている。」と伝えてくださいました。
最後は、人間の体が立ち上がるために必要な3つのことと、立てない人を立たせる方法なども教えてもらい、体験も行いました。子どもたちは充実した1時間を過ごすことができました。
11月下旬には、グループに分かれて喜寿苑訪問を行います。どんなことを子どもたちが学んできてくれるのか楽しみです。