平和学習を行いました。(1年)
7月3日(水)の6時間目に平和学習がありました。前芝中学校では、この平和学習を毎年1年生が行っています。戦争について知る機会が減りつつある現代社会においては、大切な学習であると考えています。
今日は、ユネスコ協会から6名のかたが来校され、1時間の授業を行ってくれました。
「軍都・豊橋」の歴史を学習する視点を6つ挙げ、その視点に沿ってお話をしてくださいました。視点1では、どうして豊橋が「軍都」なのか、視点2では、豊橋にある戦争遺跡について、視点5ではお二人のかたに戦争体験のお話を聞きました。
現1年生は、6年生の1月にも平和学習として学んでいたので、「人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」というユネスコの合言葉を覚えている生徒も何人かいました。集中して話を聞いたり、手を挙げてすすんで感想を述べたりして、有意義な時間を過ごすことができました。振り返りには、
〇今の環境に感謝して生きていきたい。
〇この平和は当たり前のことではない。
〇戦争の恐ろしさを改めて感じた。
〇実体験の話からは、戦争のおそろしさやつらさなどいろいろな感情が伝わってきた。
〇心の中に平和のとりでを築くためには一人一人が豊かな柔軟な心をもつことが大切だとわかった。
〇このような話をもっと世界に広めていくことが大切だと分かった。
今日の出前授業を通して、多くの感情が生まれ、さらに心を豊かにしてくれたことをうれしく思います。
(おまけ)当日は、必要な機材の準備や講師の先生がたの送り迎え、司会など、様々な役割に立候補しようとする前向きな生徒がたくさんいて、学年の先生がたも喜んでいました。