「よりよく生きる」とは(3年道徳の授業)
今日は、11月22日(水)に行った3年生の道徳の授業について紹介します。
メジャーリーグの巨額の年俸を断り、年俸5分の1の古巣広島カープに戻った黒田博樹選手の話を読み、ファンへの感謝を忘れず、誇りをもって野球を続けた黒田選手の姿勢や生き方から、よりよく生きるために大切なことが何なのかを考える授業でした。
進路選択が迫るこの時期に、この教材に出会うことで自分なら何を大切に考え選択をするのか、また、話し合いを通して人によって事情や考え方が異なることに気づき、自分がよりよく生きる上で大切なことは何かを考えさせたいという願いのもと、授業が実践されました。
子どもたちの振り返りを紹介します。子どもたちの正直な気持ちが書かれています。自分とは違う生き方や考え方に触れ、自分の中の価値観や判断基準を育んでいってくれるとうれしいですね。
○「よりよく生きる」とはどういうことか悩んでいたけど、みんなの意見を聞いて、「よりよく生きる」とは、お金や自由、周りの人の考えに泳がされないことだと思った。
○周りの人も自分も幸せにいられるように生きることが大切と思ったけど、みんなの意見を聞いて、よりよく生きる方法は人それぞれ違うと思った。
○自分がやりたいことが大切だと思ったけど、他人からの評価も大切だと思った。
○自分の信念を貫けばいいと思ったけど、笑顔も大切だと思った。
○たくさんの人から愛された黒田さんみたいになりたいと思ったけど、話し合いをして、自分の「心」を大切にしたいと思った。
○自分の思うがままに生きるのが幸せと思ったから、自分の意思を大切にやりたいことをやるのが一番だと思った。
○よりよい人生とは何かわからなかったけど、みんなの意見を聞いて、選択や挑戦をしていくことでよりよい人生が送れると思った。
○自分のことだけ考えていたけど、話し合いを通して、人のことも考えた方が良いなと思った。
※写真ではわかりづらいかもしれませんが、とてもよい表情で子どもたち同士が話をしています。