日誌

3学期が始まりました。(雅楽演奏会・百人一首大会)

 1月9日(火) 今日から3学期です。久しぶりに生徒の笑顔や元気な声が学校に戻ってきました。

 今日は、始業式に続いて、雅楽演奏会・百人一首大会が行われました。

 まず初めに、日本唯一の夫婦雅楽ユニット「菊理(くくり)」のお二人(近藤泰史・近藤智佳子ご夫妻)が、雅楽の中で最も有名な「越天楽(えてんらく)」を鳳笙と龍笛などの楽器を使って演奏してくださいました。次に、「越天楽今様(えてんらく いまよう)という「越天楽」のメロディに歌詞をつけた古い歌曲に合わせて舞を舞ってくださいました。平安時代と同じ衣装をつけて演奏や舞をしてくださったおかげで、約千年前の古き良き日本の伝統文化を知るとともに、平安時代の優雅な雰囲気を味わうことができました。

 続いての百人一首大会では、前後半50首ずつで勝負を行いました。

 まず、前半戦の50首は、12チームに分かれて行いました。体育館全体に響き渡るような大きな声で「はい!」と言って札を取る生徒もいて、会場はとても盛り上がりました。札の枚数が減っていくと、グループの輪もどんどん小さくなり、全員が前傾姿勢になっていき、生徒たちのやる気が伝わってきました。

 後半戦は、前半戦で取った枚数の多い人でグランドチャンピオンを決める勝負を行いました。今年は、11枚以上取った7名がグランドチャンピオン戦に参加しました。それ以外の生徒も今までのグループで勝負を続けました。グランドチャンピオン戦では、3連覇がかかっている大野真奈美さんが25枚を取って優勝し、なんと1年生から3年間連続で優勝しました!!殿堂入りです!2位は同じく3年生の塩野谷心優さん、3位は3年生の中村心美さん、2年生の鈴木芽衣さん、小島日和さんでした。おめでとうございます!

 45回続いている前芝中学校のすばらしい伝統行事で、2024年もよいスタートを切ることができました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。