日々の様子

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軍国の母


 (令和2年8月14日 中日新聞より)
 今、新型コロナウイルス感染拡大が戦時下のようだと言われています。ウイルス対策で、みんなが自粛や感染対策を自主的に行い、従事者の医療方が最前線で闘っています。しかし、戦争が起きると、自衛隊や軍隊だけが戦うわけではありません。全員が巻き込まれ、大人だけでなく学生も否応なく戦場へ駆り出されます。「戦争」は肯定され、「平和」を反対すると命の危険にさらされます。自分で考え、自分で正しく判断して行動することが許されなくなってしまいます。そして、空襲や核爆弾が使用されれば、赤ちゃんからからお年寄りの命まで一瞬で奪われてしまいます。幸いに生き残ったとしても、その後も負傷や後遺症、生き残ったことの後悔にさいなまされます。みなさんは、昨日の終戦記念日に何をしたり、何を考えたりしましたか。55年前の池田さくさんの言葉が胸に突き刺さります。