日誌

2024年11月の記事一覧

6年 プロから話し方を教わる

 6年生が、これまで学習してきたSⅮGsについて、自分の想いをプレゼンテーションでわかりやすく伝えたいと意識するようになりました。子どもたちの「上手に話す手本を見たい」という願いが高まったので、地域にある事業所「プロスタッフ」の横田さん(番組でニュースを読む、現場のリポーター、スポーツ実況などを仕事にしている)に依頼をして、わかりやすい話し方について、教えていただく機会を設けました。当日、はじめに横田さんが出演された番組を視聴しました。その後、子どもたちが使っている教科書を活用して、わかりやすく話す手本を示していただきました。子どもたちは、どのように話すのか興味津々です。聞き手にわかりやすい話し方は、さすがにプロ。感動した子どもたちは、「もう一度聞きたい」と真剣にリクエストしていました。横田さんからは「上手に話そうと考えるよりも、いちばん伝えたいことは何かを意識して話すとよい」などのアドバイスをいただきました。最後に「プレゼン、がんばってね」と応援してもらい、子どもたちは発表に向けてやる気満々。わかりやすく話すためのポイントを整理したり、繰り返し練習したりして、意欲的に活動しています。

オンラインスタディ「夏休みの科学工作を振り返ろう」

 とよはし版 GIGA スクール構想の柱である「オンラインリアルタイム学習」で、今回は「夏休みの科学工作を振り返ろう」の講座を受けました。全校が体育館に入り、視聴覚教育センターからのリアルタイムの動画をステージにある大きなスクリーンに投影しての学習です。はじめに、夏休みに募集のあった「小学生サイエンスアイデア作品展」で、最優秀賞や優秀賞を獲得した作品を紹介しました。水の循環の様子(海→蒸発→雲→雨→川→海)を水の分子模型を使って表現したり、地震の発生メカニズムでプレートが引っ張られる様子を、プレートに見立てた素材の摩擦を活用して表現したりと、入賞にふさわしい作品ばかりでした。紹介した後には、学芸員が作品のよいところを解説したり、オンラインで質問などをしたりしました。よい作品にするためのポイントを教えていただいたので、次の募集が楽しみです。作品つくりを通して、自分なりの考えやおもしろいアイデアを見つける楽しさを感じてほしいと思います。

ごきげん集会⑥

 今回の「ごきげん集会」は、委員会からの連絡と「一芸披露」です。はじめに、給食委員会が「苦手なものでも、一口食べようキャンペーン」の表彰を行いました。全ての学級がしっかり取り組み、表彰の対象になりました。栄養バランスをよくするため、キャンペーンが終わっても続けてほしいです。次に、運営委員会が、赤い羽根共同募金の協力へのお礼を伝えました。集まった金額をクイズ形式にして、楽しく報告しました。次に、4年生が中心となって行うあいさつ運動について、代表8人が説明しました。「学年の違う子にも」「階段でも」「帰り道でも」「『おはよう』だけでなく『こんにちは』も」など、「誰にでも、どこでもあいさつをしよう」と呼びかけました。最後に放送委員会が、「今月のめあて」を動画で発表しました。動画を作るにあたり、台本を考えたり、セリフを覚えて演技したりと、工夫することが多かったことと思います。見る側は大変盛り上がり、時間をかけて作ったかいがありました。ごきげん集会の大トリは、「一芸披露」です。体の柔軟性をいかして後方一回転をしたり、滑らかな指の運びでピアノを演奏したりしました。「ごきげん集会」は、いつも楽しいです。

今週の花「研究発表会オリジナルアレンジ」

 今回は、いつもお花を届けてくださる花一さんに、研究発表会で教室を飾るお花をお願いしました。名付けて「研究発表会オリジナルアレンジ」。内容は「アルストロメリア・セロシア・カーネーション・スプレー菊」の4種類です。「アルストロメリア」は、花びらにまだら模様や縞模様がついているのが特徴で、カラフルで、華やいだ雰囲気があります。和名は、「百合水仙(ユリズイセン)」や「インカの百合」などがあり、花が百合(ユリ)や水仙(スイセン)に似ていることや、かつてインカ帝国が栄えた場所に生息していたことが由来です。「セロシア」は、鶏の頭に似た真っ赤やピンクの燃えているかのような色で、キャンドルケーキとして販売されるほどきれいな植物です。名前は、ギリシア語の「Keleos」という言葉が由来となっていて、「燃やした」という意味があります。子どもたちは「研究発表会オリジナルアレンジ」に見守られながら、授業で考えを深めていました。

学習指導研究発表会開催にあたり(3/3編)

 立冬を翌日にひかえた11月6日、気持ちよく晴れわたった青空の下、新川小学校の学習指導研究発表会を開催しました。市内・市外を合わせて総勢600名ものかたがたに授業を参観していただきました。子どもたちはその多さに驚いていましたが、ふだんのような授業で活躍する姿を見せていました。ご参加された皆様からいただいたご意見を参考にして、これからも地域との連携を大切にした教育活動を、さらに進めていきたいと思います。これまで本研究に対し貴重なご指導ご助言をいただきました先生がた、温かいご支援をいただきました地域や保護者の皆様に心より感謝申し上げます。