日誌

2025年1月の記事一覧

今週の花「チューリップ」

 新年を迎え、花一さんから届いた「今週の花」は、「チューリップ」です。チューリップは花も葉もシンプルで美しく、とても人気のある球根植物です。チューリップといえば、オランダを思い浮かべますが、原産地は中央アジアから北アフリカの広いエリアだと考えられています。チューリップがヨーロッパへ渡ったのは16世紀後半です。日本に渡来したのは江戸時代の末期といわれています。チューリップには、次のような伝説があります。「ある娘に、3人の騎士がプロポーズします。自分をアピールしようと、一人は名声を表わす『王冠』を、一人は強さを表わす『剣』を、一人は資産を表わす『黄金』を贈ります。娘は一人を選ぶことができず、花の女王に『私を花に変えてください』と願い出ます。こうして娘はチューリップに、王冠は花びらに、剣は葉に、黄金は球根になりました」というものです。チューリップの花言葉に「博愛」があるのは、この伝説に由来します。

1年 出前授業「顔で福笑い」

 2学期の終わり間近、1年が美術博物館から講師を招き、「顔で福笑い」というテーマで授業を行いました。「福笑い」と聞くと、お正月の遊びを楽しむ授業を想像するかもしれませんが、そうではありません。福笑いをきっかけにして、ものを捉える際の固定概念から抜け出そうという試みです。はじめに、豊橋出身の中村正義画伯が描いたいくつもの「顔」を利用して、福笑いの要領で、固定概念の顔とは違う顔を楽しんだ子どもたち。今度は自分で考えた、一番おもしろい顔を工夫して描くことになりました。しかし、ふざけて、でたらめに描けばよいのではないことを伝え、いくつかのルールのもとで取り組みました。子どもたちは工夫することを楽しみながら、「おもしろい顔」を描いていきました。しきたりにとらわれない画風が特徴の中村正義画伯が子どもたちの作品を観たら、どのような感想をもつのだろうと思いをめぐらせました。

3学期スタート

 令和7年1月7日 3学期始業の日です。始業式では、3人の代表の子が今年の目標を発表しました。「意見を発表したり、みんなの意見をまとめたりして、よい学級をつくりたい」「学級目標にあるような元気で、仲のよいクラスにしていきたい」「学年で協力したい。委員会活動で活躍したい」と堂々と話す姿はとても頼もしかったです。式の後、学級の様子を観て回ると、久しぶりに友達や先生と会って話すことができたうれしさが、子どもたちの表情から伝わってきました。私は話の腰を折ってはいけないと、そっと廊下から観ていたのですが、気づいた子が「校長先生も、教室に入ってくればいいのに」と声をかけてくれました。心がほっこり温かくなりました。

 さあ、3学期は、今の学年のまとめと進級に向けた準備をするときです。毎日を充実させていきましょう。

3学期 始業の日

 あけましておめでとうございます。

 令和7年の干支は【巳(み)=へび】です。へびは神様の使いだと考えられていて、脱皮して大きくなっていきます。こうしたことから、巳年は新しいことに挑戦して、成長していく年だと考えられます。新川の子どもたちも大いに挑戦をして、例え失敗をしてもそこから学べることがたくさんあるはずだと、自分の可能性を信じて殻を破っていってほしいと思います。そのためには、まず目標をたてましょう。「1年の計は元旦にあり」というわけです。漠然と「挑戦」を考えているよりも、「1日20分 本を読む」のように具体的な目標を考えた方が実行できると思います。2学期の終業式で、子どもたちに令和7年の目標をたてるようにと話をしました。どんな目標をたてたのか、聞いてみたいと思います。今年もよろしくお願いします。