日誌

学校日記

修学旅行(1日目) ~1/3編~

 9月19日、20日、この日を待ちに待った6年生。楽しみにしていた修学旅行がやってきました。7時15分に豊橋駅集合。いつもの登校時間よりも早く、学校より遠い場所への集合でしたが、全員無事に集まりました。どの子もわくわくしている様子が伝わってきます。京都駅まで新幹線で行き、そこからは貸切バスで移動です。はじめに平等院に行きました。子どもたちは「これが10円玉で見た鳳凰堂か」「確かに翼を広げたように見える」と感動していました。鳳凰堂の内部拝観もして、本尊阿弥陀如来像や雲中供養菩薩像を見学しました。約1000年前の文化遺産を前に、言葉を発することもなく見入っていました。次に向かった場所は、奈良公園です。シカが子どもたちを出迎えてくれました。シカは鹿せんべいが欲しいと近寄ってきますが、持っていません。あらかじめバスガイドさんから教えていただいていた「鹿せんべい、持っていないよ」のポーズをして、シカから安全に離れることができました。足を進めて、東大寺の大仏さまを見学しました。社会科の学習で、大仏さまの大きさは知識として知っていましたが、実際に目の前にして、その大きさと迫力に驚いていました。

5年 ベルマーク運動

 この数年間、5年生の「何か役に立つことをしたい」という気持ちから「ベルマーク運動」に取り組んできました。年度当初、担任が今年の5年生に「ベルマーク運動」についてどうしたいのか尋ねると、「よいことは続けていきたい」「ぼくたちもぜひやってみたい」という返事が返ってきました。5月に、5年生が各教室に行って、「ベルマーク運動」についての説明と協力を呼びかけました。9月は、3度目となる回収日です。代表児童が各教室を回って協力へのお礼を言い、たくさんのベルマークをうれしそうに持ってきました。ベルマークをどのように活用するかは、これから相談をして決めていきます。ちなみに、これまでの活動で各教室に大きなタイマー時計を贈ることができました。大変重宝しています。5年生の活躍のおかげです。

委員会活動(前期最終)

 5年生と6年生が行っている委員会活動が、前期最終日を迎えました。それぞれの委員会で前期を振り返り、後期のめあてを決定しました。緑化委員会は、「水やりをがんばったけど、暑い日が続いたので水が足りなかったかもしれない。もっと水をあげればよかった。忘れそうになったときもあった」と振り返りました。緑の羽根の募金活動では、「放送で呼びかけるだけでなく、みんなにもっと知ってもらえるようにしたい」と、これまでの活動に工夫を加え、バージョンアップしていく方法を話し合いをしました。給食委員会は、「きらいなものでも、一口食べようキャンペーン」を企画し、その内容や広報の仕方について話し合いました。どの委員会も、学校生活を充実させようと一生懸命に活動しています。

今週の花「お月見セット」

 中秋の名月(旧暦の8月15日の十五夜)の日に、花一さんから届いた「今週の花」は、「お月見セット」です。中秋の名月を鑑賞する風習は、平安時代までさかのぼり、ススキなどの花を飾ったり、お月見団子などをお供えしたりして美しい満月を楽しみます。「お月見セット」には、ススキ(薄)、オミナエシ(女郎花)、ワレモコウ(吾亦紅)、キク(菊)、ケイトウ(鶏頭)がありました。満月との共演は、心を癒してくれるに違いありません。ススキは、豊作を祈る稲穂に代わるものとして飾られるようになったといわれています。ススキの「スス」は「スクスクとまっすぐに育つ」という様子をあらわし、ススキの「キ」は「茎」や「草」という意味があります。どんどん立派に生長していくことから、「ススキ」と名づけられました。平安時代の人々に思いを馳せながら、お月見を楽しみたいですね。(今年の中秋の名月は、満月の1日前です)

4年生「校区探検(高誠堂さんの見学)」

 4年生が社会科の学習の一環として、校区の「豊橋筆」を扱うお店「高誠堂」さんの見学に行きました。お店には、細筆、太筆、大きくて長い筆、硯などがずらりと並び、子どもたちは興味津々で見学しました。子どもたちはお店のかたにいろいろ質問をして、筆はウマ、イタチ、タヌキ、ネコなどの毛を使っていること、動物の毛の特徴をいかして細筆や太筆に使い分けていること、最近は材料の調達が難しくなっていることなどを知りました。これから、子どもたちがどのような追究をしていくのか、とても楽しみです。また、筆を使った後にしっかり墨を洗い流しておかないと、筆が硬くなり墨汁を吸わなくなるので、字を書いている途中でカサカサになってしまうことや、字を上手に書くには道具を大切にすることが大事だと教えていただきました。地域ボランティアさんの付き添いもあり、安全に、楽しく行くことができました。

全校集会

 給食の時間の後、テレビ放送で「全校集会」を行いました。全校集会では、「市読書感想文」「敬老メッセージ」「福祉ポスター」で入賞した子の表彰を行いました。賞状を受け取る際のうれしそうでいて、堂々とした態度に、「よかったね。おめでとう」の言葉が自然と出てきます。表彰式はすぐに終わってしまいますが、そこに至るまでの努力は簡単ではなかったはずです。構想を考え(悩み)、かいては消してを繰り返し、時間もパワーも使ったことでしょう。入賞する数が決まっているので一部の子の表彰となりましたが、賞に入らなくても一生懸命に取り組んで、よい作品を作り上げた子がたくさんいました。表彰の後は、「敬老の日」「秋分の日」の祝日の意味について話しました。祝日には、その意味を思い出して過ごしてほしいと思います。

通学団・班長会

 2学期が始まった9月も第2週目を迎えています。子どもたちの登校の様子について、班長さんが振り返り、困ったことがあれば相談する時間を設けました。集合時刻や並び方、歩き方などについては、多くの班で「○」の振り返りができました。「あいさつ」については課題が残ったようです。「まだ眠たいから…」「暑いから…」ということが原因なら、はじめに一回、元気なあいさつをしてみてください。びっくりするくらい頭も体もスッキリ目が覚めますよ。暑さも苦にならなくなります。19日、20日は修学旅行があるため、6年生がいません。5年生や4年生を中心に、班長さん・副班長さんがやってきてくれたことを真似て、安全に通学班登校してくださいね。

今週の花「菊」

 花一さんから届いた「今週の花」は「菊」です。平安時代の歴史書物の中に菊の歌が載っていたことから、貴族の中で菊が人気の花になったそうです。そして、鎌倉時代の後鳥羽上皇が自分の刀に菊の紋を入れたことで、皇室の紋章として用いられるようになりました。江戸時代には、菊を食用として食べるようになり、風邪をひいたときの漢方薬としても使われました。また、「菊」といえば、「電照菊」を連想するかたも多いのではないでしょうか。電照菊とは、花芽ができる前の時期に灯りで照らし、人工的に日照時間を長くすることで開花時期を遅らせた菊のことです。お隣の田原市は、日本一の電照菊の生産地となっています。電照菊のハウスの灯りがイルミネーションとなり、とてもきれいです。菊はとても身近な花で、エピソードにこと欠きません。

校区大運動会

 8日(日)に、台風10号の影響で延期となっていた「校区大運動会」が新川小学校運動場で行われました。出場した町は「魚町」「大手町」「小畷町」「呉服町」「神明町」「新吉町」「第二向山町」「中世古町」「札木町」「船原町」「前田町」「前田一丁目」「前田二丁目」「吉田町」です。歴史を感じさせる町名がずらりと並び、それを見ているだけで「すごい校区だな」と感じ入ります。競技では、幼児等が参加した「がんばれチビッコ!」、キレのよいダンスを披露した新川P・LATS、1.2.3年生がスピードとパワーを発揮した「棒取り合戦」、4.5.6年が梯子や網などの障害を攻略した「新川大障害」は、楽しく応援することができました。町内のプライドをかけた「綱引き」「玉入れ」「男女混合リレー」は、楽しくも真剣に戦う姿があり、応援にも熱が入りました。あらためて、新川校区の力強さを感じさせられる校区行事でした。

夏休み児童作品展

 夏休み児童作品展を開催しました。夏休み中に子どもたちががんばって作り上げた自由研究、歴史や社会科の内容をまとめたもの、Sebone「お店をつくろう」作品、工作、絵画などが展示されました。自由研究では、ふだんの生活の中で思っていた疑問を調べ学習で知識を得た後、実際に実験して解明するものが多かったです。Sebone「お店をつくろう」の作品は、「本当にこんなお店があったら楽しいだろうな」と、実現してほしいお店ばかりです。微笑ましい作品、時間をかけて取り組んだことが伝わってくる作品、アイデアのすばらしい作品、家族との思い出が表現されている作品など、時間がたつのを忘れて見入ってしまいました。