豊橋市立新川小学校
学校日記
クラブ活動(バドミントン&卓球)
久しぶりにクラブがありました。今回は、バドミントンクラブと卓球クラブを参観しました。両方のスポーツとも、パリオリンピックで盛り上がったこともあり、子どもたちの気分は、すっかりオリンピック選手です。バドミントンでは、「シダマツペア」のような女子ダブルスや、「ワタガシペア」のような混合ダブルスで試合をしていました。得点が入ると大喜びです。先生とゲームをして、先生が勝つと、「大人げない~」と言いながら、もう一度ゲームを申し込んでいました。卓球クラブも張本選手や早田選手を思い描きながら、球を打ってはレシーブしていました。注目したのは、卓球台です。人気の卓球クラブなので、人数に対して卓球台が足りません。そこで、高さが少し違う長机を2つ並べて卓球台にしています。インスタント卓球台は凸凹しているため、球がイレギュラーな動きをすることがあります。そこを楽しみながら真剣勝負をしていました。たくましい子どもたちです。
3年 自転車安全教室
3年生が、市安全生活課、警察、交通指導員のかたがたのご協力のもと、自転車安全教室を行いました。子どもの交通事故のうち45%が自転車での事故らしく、自転車を乗り始めるようになり、行動範囲も広がってくる3年生には、ぜひとも受講してほしい教室です。はじめに、子どもたちが持参したヘルメットをいつものように被ってもらいました。すると、被り方が浅かったり、あご紐が長くてヘルメットが固定されていなかったりする子がいました。図を使って、正しい被り方を教えていただきました。また、ブレーキの効き具合やタイヤの空気圧、サドルの高さの調節など、安全に自転車に乗るために必要な点検についても教えていただきました。点検項目を忘れないように、「ブタハシャベルラ」で覚えましょうと、楽しく教わりました。その後、実際に自転車に乗っての実地指導です。安全生活課や警察のかたから教えていただいた安全な乗り方ができるように、交通指導員が一人ずつ確認し、支援しました。新川の子だけでなく、全ての人が交通事故に遭わないことを祈っています。
PTA学校合同行事「Enjoy ボッチャ」
10月5日(土)に、PTA学校合同行事が行われました。今年は「ボッチャ」に挑戦しました。校区スポーツ推進委員さんから、「Enjoy ボッチャ」を紹介されての開催となりました。ゲームを始める前に、ルールを教えていただきました。自分の球を、相手より白い球の近くに置いた方が勝ちという、わかりやすいルールなので、どの子もすぐにボッチャを始めることができました。ゲームを見ていると、自分のボールを相手のボールにぶつけて、遠くに飛ばそうかな」とか、「それより自分のボールを白い球に近づけようかな」と、勝つための作戦を考えて投げていました。思い通りに球を投げることができると、うれしそうに飛び跳ねたり、仲間が声援や拍手を送ったりして、大変盛り上がりました。保護者のかたも楽しそうに見学していました。球を全部投げ終え、自分の球と相手の球と、どちらが白い球に近いのか微妙なときは、審判の持っている測定器を食い入るように見ては一喜一憂していました。(「一憂」するほど悲しんではいませんが)終わりの会で児童代表がお礼を言い、体育館を出て行くときは、「Enjoy ボッチャ」のかたがたと手を振ってお別れしました。PTA学校合同行事をきっかけにボッチャの楽しさを知りました。これからもボッチャをEnjoyしていきたいと思います。
今週の花「水引草(ミズヒキソウ) & 彼岸花(ヒガンバナ)」
今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「水引草と彼岸花」です。
水引草の花は遠目で見ると赤い花のようですが、近くでよく見てみると一つの花に赤と白の二色入っていて、とてもかわいらしいです。「水引草」の名前の由来は、全体の姿がお正月飾りやご祝儀袋の水引紐に似ていることから、「水引」という名前がついたそうです。花言葉は、「感謝の気持ち」「喜び」。水引草の種は、人の服やペットに付いて移動するので、意外なところで水引草が咲いていることがあります。
彼岸花は、人里に近い川岸や田のあぜ道でよく見かけ、花・茎・葉・球根の全てに毒のある花です。「彼岸花」の名前の由来は、秋の彼岸の頃に開花するという説や、毒のあるこの植物を食べてしまうと「あの世に行ってしまう」=「彼岸に行く」という説があります。少し怖いように感じる彼岸花ですが、その毒を利用して、モグラやネズミから稲や野菜などの農作物を守ったり、埋葬された遺体を守ったりしたという言い伝えもあります。また、彼岸花は自分が咲く時期を知っていて、彼岸花を見かけた人が、「彼岸花って、毎年お彼岸の頃になると、忘れることなく、必ず咲くね。不思議だね」と思わず言葉にしてしまうほどです。やっと涼しさを感じられるようになってきました。
5年 トヨタ自動車田原工場見学
5年生が社会科の学習の一環として、トヨタ自動車田原工場へ見学に行きました。移動は貸切バスです。はじめに画像を見ながら、田原工場で働く人が8610人もいることや、1日に800台の自動車を生産していることなどを教えていただきました。その後に、はたらく人が安全に自動車をつくるための遮光マスク(溶接面)を身につけたり、高熱のアルミから身体を守る耐熱服を着たりしました。また、一定の速さで正確な作業がくり返しできるようになる訓練「ミネソタ」を体験し、はたらく人の努力を知りました。組立作業では、ロボットが接着剤を均等にぬり、作業員が確認後、正確に取り付けている様子を見て、人と機械の長所を活かした作業になっていることに気がつきました。最後は、多くの工程を経て完成した自動車の前で記念撮影。自動車生産の仕組みや工夫の一部を学ぶことができました。気がつくと、もうお昼。サンテパルクたはらに移動して、おいしいお弁当を食べました。帰ってきて、子どもたちの感想を読ませてもらうと、新たな疑問が出てきたようです。これから授業で調べていきます。
ごきげん集会⑤
今回の「ごきげん集会」は、はじめに、運営委員が10月の生活目標「気持ちのよいあいさつをしよう」を発表しました。寸劇であいさつの仕方が違う二つの場面を見せ、どちらがよいあいさつなのか、全校のみんなに問いかけました。「大きな声で」「笑顔で」「相手の目を見て」あいさつした方がよいと、全員が答えました。10月もしっかりとあいさつのできる新川っ子になりましょう。次に、図書委員が、紅葉読書週間のPRをしました。学年目標を全員達成した学級に賞状を渡すことや図書委員による読み聞かせについて知らせました。本をたくさん読んで、心を豊かにしてほしいです。その後は、「一芸披露」です。6名の芸達者が出場しました。内容は、①ダジャレ ②縄跳びで二重跳び ③バク転 ④あぐらのまま歩く ⑤二重のフラフープ跳び ⑥ピアノ演奏(カノン) で、どの発表もよかったです。 「一芸披露」では、ダジャレを言ったり、あぐらのまま歩いたりと、予想を超える芸が飛び出します。
4年 筆作り体験
4年生が、社会科「伝統工芸」の学習の一環として、豊橋筆の職人さんを講師に迎え、筆作りの工程について学び、筆作りを体験しました。筆作りでは、はじめに筆を管に接着させました。ボンドを乾かしている間に、筆の穂の長さや太さ、毛の硬さや弾力に違いのある毛を使い分けて、水を使って混ぜ合わせる「練り混ぜ」という工程を体験しました。この工程により、豊橋筆の特徴である墨になじみやすく、滑るような書き味が実現するそうです。また、抱きかかえるほど大きな筆を見て、目を丸くしていました。仕上げは、筆に糊をたっぷりつけた後、糸を使って筆先を揃えながら糊を搾り取ります。この工程が難しくて、職人さんが上手にやって見せると、子どもたちから拍手が起きました。その後、子どもたちは職人さんの手を借りながら、なんとか仕上げを終えました。自分が作った筆をいろいろな方向から見て、どの子も満足そうにしていました。
代表会
月に一度、「代表会」を行っています。代表会とは、4年から6年までの学級代表、運営委員、各委員会の委員長が集まって、議論する場のことをいいます。今月は、①3年あいさつ運動について ②6年SDGS古着回収について ③6年よりよい校区にするためのアンケート依頼について の3つが議題にあがりました。効率よく話し合いを進められるように、事前にプリントを用意してあります。プリントをつくる過程でも考えを練ることができるので、しっかりとした内容で提案しています。それでも、一つの議題にいくつかの質問が出されます。即答できる質問ばかりではないので、「学年学級で話し合った後、また回答します」と答えるときもありました。参加者が、自分の考えをもって参加している姿に感心させられます。
今週の花「フジバカマ(藤袴)」
花一さんから届いた「今週の花」は「フジバカマ(藤袴)」です。フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉集や日本書紀、源氏物語、徒然草の中にもその名が登場するほど日本人に馴染み深い花です。花が細長く密集しているため、線香花火のように見えます。かつては川原の土手などに群生していましたが、近年、護岸工事等により、自生できる地域が激減し、絶滅危惧種となっています。名前の由来はいくつかありますが、その中の一つに、フジバカマの花を逆さにすると、藤色の袴から白い足(雌しべの花柱)が出ているように見えることから、名付けられたというものがあります。 花言葉は「あの日を思い出す」。これは、フジバカマの葉を乾燥させると桜餅のような甘い香りを放つことが由来です。古くから、アロマや入浴剤として使われてきました。だんだんと夜が長くなってくるこの時季に、フジバカマの入浴剤を入れて、あの日を思い出しながら、ゆったりしたいものです。
修学旅行(2日目) ~3/3編~
宿を後にして、はじめに向かった場所は清水寺です。仁王門や三重塔を観ながら本堂(舞台)まで歩き、そこから見える風景と気持ちのよい風に、しばらく佇んでいました。清水寺を出ると、子どもたちが楽しみしていた清水坂散策と買い物です。外国のかたや他校の修学旅行生で混雑していましたが、いろいろなお店を回り、散策を楽しんでいました。次の見学場所は、金閣寺です。金閣寺に向かって細い道を歩いていくと、急に道が開け、黄金に輝く金閣寺が現れました。「おお~」と思わず声を出した子どもたち。足利義満の絶大な権威を垣間見ることができました。金閣寺も観光客がとても多くて、学年学級単位で集合写真を撮ることができません。同行したカメラマンさんの協力のもと、班ごと、流れ作業にように記念写真を撮るのがやっとでした。最後の見学場所は、龍安寺です。石や砂を使って景観を作る枯山水を前に、子どもたちは静かに鑑賞していました。バスガイドさんから、「15個の石があるけれど、14個しか見えない不思議な造りになっている。15個見つけることができるかな」と話を聞いていたので、場所を変えては石の数を確かめていました。帰りは、貸切バスで新川小学校を目ざします。気持ちよさそうに眠る子が多かったです。それだけ一生懸命に活動し、楽しい思い出ができたのでしょう。多くのかたがたの協力を得て、修学旅行が思い出深いものとなりました。何よりも、無事に行って帰ってくることができてよかったです。ありがとうございました。
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