学校行事

学校行事

分散登校開始

 3月から新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる臨時休業が続いていましたが、今日から「再開準備期間」に入り、分散登校が始まりました。感染症予防のために、学級の半数であることや個々の距離をおくように意識すること、大きな声を出さないようにすることなど、制限が課されている中での登校で、生徒たちもいつもとは違う学校生活に戸惑いを感じている様子でした。学級の仲間と会うのも、まだ、2回目ということもあり、全体的に静かに過ごす姿が見られました。感染症予防の観点からすれば理想的なのかもしれませんが、学校生活としては活気を感じられず、なんとなく寂しい1日となりました。まだまだ、完全再開というわけにはいかない期間が続くと思われますが、感染予防を意識しながら、通常の学校生活に一歩一歩近づけていけることを期待したいと思います。
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令和2年度 入学式

4月8日(水)に令和2年度入学式を行いました。校舎から見える桜の木も満開で、新入生をあたたかく祝っているようでした。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の措置として、新2・3年生の参加を見合わせ、新入生と保護者、関係職員のみで行われました。参加者は全員マスクの着用をし、椅子の間隔を広げ、換気を十分にして行われました。式の時間も例年に比べ、大幅に縮小して行われました。



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第35回卒業証書授与式

 3月3日(火)に第35回卒業証書授与式を挙行しました。新型コロナウィルス感染症のまん延防止の措置として、急遽3月2日から臨時休業になる中での卒業式で、例年通り行うことはできませんでした。在校生の参加は見合わせ、保護者も1名のみに限定されました。証書の授与も代表者のみ、送辞も録音、歌もなしにて、時間も短縮して行いました。式自体は短く、寂しいものになってしましましたが、退場の場面だけは、保護者に花道を作ってもらい、近くで見守られながらの退場にしました。ただ、学級の時間は例年通り確保できたので、最後の思い出作りはしっかりとできたようでした。帰っていく生徒たちの様子から、3年間ともに過ごした仲間との最後の時間を送れたことを満足しているように見えました。


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3年生を送る会

 2月21日(金)の午後に「3年生を送る会」を行いました。卒業していく3年生に感謝の気持ちを伝えるために、1・2年生と職員が会を企画・運営しました。1年生企画では、1年生全員で、群読スタイルのメッセージと「栄光の架橋」の合唱を行い、3年生に感謝の気持ちを伝えました。2年生企画では、各部活動の後輩が先輩にメッセージを伝える部活動メッセージを行ったあと、全員で群読形式のメッセージと「ひまわりの約束」の歌で感謝の気持ちを伝えました。お世話になった先生方からのビデオメッセージでは、思い出話や励ましの言葉、これからの人生のアドバイスなど、温かな言葉が贈られました。3年生の職員からは、最近の芸人のネタを用いた寸劇と「サクラ咲ケ」の歌を披露しました。仮装や男装・女装など、ふだんとは違う先生方の姿に、3年生の生徒の驚嘆の声が、体育館中に響き渡りました。生徒会企画では、劇仕立ての構成の中に、1・2年生各クラスからのメッセージを盛り込み、最後に「花束を君に」の歌につなげて、1・2年生全員で感謝の気持ちを伝えました。会の雰囲気から、また、3年生代表のお礼の言葉からも、1・2年生の思いが3年生に伝わったことがうかがえました。3年生から1・2年生に伝統を引き継ぐすばらしい会になりました。

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生徒総会

 11月29日(金)の5・6時間目に生徒総会を行いました。初めに、各委員会の活動報告の後、各委員会への質問や要望を意見として出されました。生徒から出された要望としては「教室にベルマークやインクカートリッジの回収ボックスを設置してほしい」「各教室の学級文庫を増やしてほしい」などがありました。委員会の報告についての話し合いの後、「よりよい南陽中のために」をテーマに、全校生徒で話し合いを行いました。議題1「清掃を向上させるために」の話し合いでは、無言清掃について必要であるという意見と必要ではないという意見が対立しました。必要であると考える意見では、「清掃だけに集中できる」などの理由が、必要ではないと考える意見では「無言にならないとしっかり清掃できないようではだめ」などの理由が示されました。他にも清掃時間は妥当かなどの論点でも話し合いが進みました。「どのように清掃に取り組むのがよいのか」を考えるよい機会となりました。議題2「みんなが気持ちよく過ごすための放課・廊下の使い方」の話し合いでは、「トイレにたまってしゃべっている人が多い」「曲がり角で走ってきた人とぶつかって危ない」など、問題点がいくつか出され、それらについての改善方法も意見として出されました。多くの生徒が日ごろ感じている放課の過ごし方について積極的に意見を出し、よりよい南陽中になるように話し合うことができました。今回の生徒総会を一つのきっかけとして、さらに学校をよくするためにどうしていったらよいかを考える生徒が増えることを期待したいと思います。

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薬物乱用防止教室

 11月27日(水)の5・6時間目に薬物乱用防止教室を行いました。今回は薬物・アルコール依存症回復施設の三河ダルクの方3名を講師に招き、話をしてもらいました。3名の講師の方全員が薬物を使ってしまった経験があり、それぞれの方の生い立ちや家族構成、薬物との出会いにつながる経緯、薬物と出会ってしまった後の人生などについて、赤裸々に語ってくれました。未成年のうちに喫煙をしてしまい、そこから薬物へとつながっていった経緯は3名ともに共通していました。また、3名ともが「一度くらいなら」「自分はやめられると思っていた」と考えて、薬物に手を出してしまったということでした。薬物依存症になり、薬物が原因で離婚することになって奥さんや娘と別れたときに「これで思う存分薬物を使えると思った」経験や、薬物を手に入れるお金ほしさに盗みをした経験など、体験した人でしかわからないような心理状態に関わることについても話してくれました。話の最後には、「自分たちのように苦しむ人にはなってほしくない」というメッセージがそえられました。薬物が遠い存在ではなく身近に存在するものであることや、薬物依存症のこわさや悲惨さを感じることができるよい機会となりました。今回の薬物乱用教室では、今まであまり聞いたことのない生々しい話の内容に、生徒たちは少し戸惑いを感じている様子が見られましたが、真剣に話を聞くことができ、「薬物とは関わりたくない」という思いを強くしたようでした。
【生徒の感想】
 話の中で「中学生のときは薬物は遠い存在だと思っていたけど、簡単に手に入ってしまう」というのが心に残りました。今までの乱用防止教室は「自分は絶対に大丈夫」という考えで話を聞いていたけど、「自分が大丈夫」という自信が実はいちばん危ないことや、断る勇気の大切さを知りました。今日の講座は自分の将来のためにもなったので、「1回だけなら」という甘いキモチをなくそうと思いました。
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NOS会

 11月22日(金)の6時間目にNOS会を行いました。表彰を行った後、生徒総会の練習を兼ねて、全校生徒で二つのテーマについての話し合いを行いました。一つ目のテーマは「将来住むなら『都会』か『田舎』か」でした。交通や買い物の利便性や虫が少ないことを理由に都会を選ぶ生徒もいれば、静かさやのどかさを理由に田舎を選ぶ生徒もいて、意見が途切れることなく話し合いが進みました。中には、「芸能人と結婚するのが目標なので都会がよい」といったおもしろい意見や、「田舎はインターネットも使えない場合があるから不便」などの現実的な意見も出て、聞いている側も楽しめる話し合いになりました。二つ目のテーマは「『たけのこの里』か『きのこの山』か」でした。チョコで手が汚れるとか、クッキーとクラッカーの違いだとかを理由に話し合いは進みましたが、結論的には「どちらをおいしいと思うか」ということで意見が決まっているようでした。中には、「キノコが嫌いだからきのこの山は嫌い」という意見もあり、楽しんで話し合いに参加している様子がうかがえました。今回の話し合いのように、生徒総会でも多くの生徒が積極的に意見を述べ、話し合いが深まることを期待したいと思います。

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