学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

フランク永井のやさしさに気づいています。1年道徳「やさしい ひと みつけた」

2月26日に校舎内を歩いていると、1年生の教室で活気のある授業風景が目に飛び込んできたので、思わず立ち止まり、教室におじゃましました。道徳の授業をしているところでした。教科書のイラストからやさしい行為を探しているところでした。テレビモニターで子どもたちが気づいた場面を共有しています。

ある程度一人で考えをまとめたところで、近くの子と考えをシェアします。「そうなんだ」相手を考えを肯定しながら受容できる1年生の姿をうれしく感じました。このころの学年齢は、「聞いて、聞いて」が先立ってしまう傾向にありますが、磯辺小の1年生はすごいなと自画自賛しています。

近くの子と考えをシェアして、それぞれの考えにまとまりと自信をもったところで学級全体で考えをシャアしていきます。黒板にも書き残されていますが、この話し合いですごいところは、「してあげる」だけでなく、「気にかける」「相手の気持ちに寄り添う」ことがやさしさ、思いやりの一つであることに子どもたちが気づいていることです。フランク永井の「そばにいてくれるだけでいい」の歌詞の意味が1年生で理解できていることを誇りに思っています。年度末に出会った感動的な授業の一つとして、今も心に残っています。