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縄跳びで「たくましい体」づくりを

 今年度、学校行事を見直し、マラソン大会を廃止し、年間を通じて縄跳び運動での体づくりに取り組むことにしました。(持久走については冬の体育で発達段階に応じて取り組みます)

 縄跳びには、さまざまな運動効果が期待できるようです。少し調べてみたところ…

 〇全身運動により持久力や体力が養われる

 〇一定のテンポで飛び続けるのでリズム感が身につく

 〇繰り返し練習で集中力や忍耐力が身につく

 〇すばやい動きを繰り返すことで「すばしっこさ」「機敏さ」が高まる

 〇体幹が整い、姿勢がよくなる

 〇繰り返し跳ぶことで起こる骨への衝撃によって、骨密度が強化される

 〇足のばねが鍛えられると、短距離走も長距離走も速くなる

 …中には、脳機能が向上して、記憶力や成績向上に効果があるといった実験結果が出ているという情報もありました。これらの効果がどの程度正確なものかわかりませんが、「年間を通じて行うことができる」「道具があれば狭いスペースでも可能」「体育以外の時間も取り組みやすい」「屋内外どちらの体育でも実施可能」「さまざまな技があり、種目跳びや時間跳びなど、個々のめあてに向けて取り組むことができる」といった面から、全校で取り組むことにしました。マラソンにはマラソンのよさ、そして縄跳びにもデメリットはありますが、少しずつ継続して取り組み、「たくましい体」づくりを促進していきたいと思います。運動会では全校縄跳びがあります。子どもたちの日々の取り組みの成果が発揮できることを願っています。