日誌

全校集会での「いのちの講話」

 豊橋では、平成22年6月18日に、市内の中学1年生の生徒を野外教育活動中に事故で亡くしました。保護者の悲しみ、苦しみははかりしれません。このようなことが2度と起こらないよう、14年前に「豊橋・学校いのちの日」ができた経緯があります。本校でも、6月3日(月)~21日(金)を「豊橋・学校いのちの日」週間として、全校で「いのち」の大切さについて真剣に考える授業や活動を行っています。

 6月4日の全校朝会では、校長先生から今年4月に78歳で亡くなられた星野富弘さんの生き方についての講話がありました。星野さんは、手足を含め、首から下が動かなくなる大ケガを乗り越え、「自分が生きるのをあきらめても、命が自分を生かしてくれている。せっかく生かされた命を、思いっきり使っていこう」と前向きに考えるようになり、口に筆を加えて、生きることの喜びや命の大切さを詩や絵画で伝えて続けた人です。どの子も真剣に話を聞いていました。ご家庭でも「いのち」について話し合う機会になればと思います。