日誌

「MoriMori講座」で先生たちも勉強しました!

8月1日に、MoriMori講座」と題して、【子どもたちとのかかわり方】について、勉強しました。講師には、くすのき相談センター 豊橋市特別支援教育地域支援推進員 学校心理士 中野弘二先生と、くすのき特別支援学校の特別支援教育コーディネーター 寺田有輝先生をお招きして行いました。
〇子どもの困り感の理解と支援の方法
 1 子どもを理解するうえで大切なこと
  ①行動には理由がある
  ②理解なくして対応なし
  *私たちの知識力・共感力・行動力が困り感のある子どもを救う
 2 子どもとのかかわりの中で大切にしていること
  ①共感 視線・姿勢・話し方への気配り
  ②「聴いているよ」のメッセージとしてうなづきやあいづち
  *いったん本人の思いに共感することの安心感
  ③最後の行動まで示す
  ④具体的に見てわかるようにする
  ⑤すべきことを視覚的に掲示
  ⑥口頭および視覚的に確認           など 
(講演内容の一部抜粋)

 

 

参加した先生の声
〇講演を聞かせていただき、子どもたちの行動には理由があるため、子ども理解の重要性を改めて感じました。困り感があるところからだけでなく、子どもが好きなことからも支援のヒントを得て広げていくということを学びました。すべてではなくても、何か一つでも支援を加えれば、できることが増えていくということを学んだので、2学期から実践していきたいです。
〇集団生活(学校)をする中で、多くの子が困り感をもっていることがわかりました。いろいろな特性をもった子がいる中で、全体に対しての支援やかかわり方を学ぶことができました。2学期からは、見通しをもつことができるようにし、具体的に話をしていくことで、少しでも学校生活がうまくいくように手助けをしていきたいと思います。
〇今日は、支援のしかたの多様性について学ぶことができました。例えば、「活動の流れを書く」「数字を使って具体的な指示を出す」などを日々の授業の中で行うことで、学級全員に有効な支援になると感じました。また、「言葉だけの指示の限界」もわかりました。2学期からは、どの子もわかる指示が出せるよう心がけていきたいです。