Application for Participation
Associated SchoolsProject (ASP)
for PromotingInternational Education
「つながろう!汐田の自然や人~関わる 伝える つながる~」
Outline of the way the Project(s) will be implementedin the institution
Descriptionof the Project(プロジェクトの概説)
本校では、「汐田の自然や人、ものに積極的に関わって問題解決に取り組む子」の育成をめざしている。具体的には、生活科や総合的な学習の時間に位置づけ、さらに教材のつながりを考え、以下の計画・実践を行っている。
低学年 多様な世代・身近な地域とのつながり~「昔遊び」「給食交流会」「まち探検」~
中学年 家庭・地域とのつながり~「安心安全マップ作り」「ごみや水と環境について」~
高学年 人とのつながりを取り入れた参加体験型学習~「米作り体験」「福祉体験活動」~
そして、具体的な課題の発見・探究・解決の過程で、児童自らが持続可能な社会づくりに関する価値観を身につけ、自らの意志を決定し、行動を変革していくことができるように配慮していく。
また、ESDを確実に推進するために、今年度全教職員で学習を深めてESDカレンダーの作成に取り組んだ。具体的には、教育課程を見直し、地域に密着した学習を系統的に行うと共に、「自然や人とのつながり」を多く取り入れた参加体験型学習を展開し、地域との「つながり」を図りながら、いろいろな立場や世代の人々との「つながり」を体験できるように年間指導計画を編成し直した。
今後、教職員が入れ替わっても本校の取り組みが続いていくように、毎年ESDカレンダー、生活科・総合的な学習の時間の年間指導計画の見直し、身につけたい能力・態度の評価基準の作成と見直し、児童の意識調査を継続的に実施してESDの学校評価を蓄積していく。
Objectivesof the Project(プロジェクトの目的)
本校のESD活動のテーマは、「つながろう!汐田の自然や人~関わる 伝える つながる」である。ESDを自分たちの住む町の自然や人、ものとの「つながり」について学習を深め、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育活動であるととらえている。
そのために、本校では以下の4つの活動に取り組む中で、次の目標を掲げている。
(1) 汐田に生活する人々とつながる活動
・校区内の保育園児との交流(1日体験入学)
・老人会の方々による「昔遊び」伝授の会と給食交流会
・「まち探検」で会社や工場、お店の人との交流
・保護者や地域の人々から聞き取って作成する「校区安心安全マップづくり」
・お百姓さん直伝「うまい米作り」 など
○地域の特色を知るとともに、そこに暮らす人々と関わる活動を通して、人と人とのつながりと地域とのつながりに気づき、地域への愛着心を育む。
(2) 家庭や地域とつながる環境美化活動
・家庭でのごみや水問題について考え、ごみの減量や水を大切にする。
・児童会が中心となって、「牛乳パック」「ペットボトルキャップ」などを回収する。
・自主的に活動する毎週1回のボランティアタイムを使った環境美化活動。
○ごみ問題やリサイクル活動を学校新聞や回覧板を通して家庭や地域へ呼びかけることで、校区全体の環境美化や資源のリサイクル意識の向上につなげる。また、校内では、他人に指示されなくても一人でできるボランティア活動で美化意識を育て、さらに協力して取り組む素晴らしさを感じ取らせ、人とのつながりを考えさせる。
(3) 思いやりの心を育てる福祉体験活動
・福祉実践教室(高齢者疑似体験、アイマスクによるガイドヘルプ・車いす・点字体験)
・デイサービスセンターとの交流活動
・認知症サポーター講座やユニバーサルデザイン講座
○お年寄りや障害をもった方々と関わることで、障害者福祉に興味関心をもち、心を伝え、つながることができるようにさせる。
Execution(プロジェクトの実施)
(1) 活動を進めるためのESDカレンダー(6年生の例)
6年生では、人のつながりをテーマに「福祉体験活動」に重点を置いて、下記のような「ESDカレンダー」を作成して取り組んでいる。
汐田小「6年生のESDカレンダー」(教材のつながり:テーマ<人のつながり>)
教科 領域 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 |
国語 | 「風切るつばさ」 「海のいのち」 「ヒロシマのうた」 ・人とのつながり ・人権尊重 ・人間の尊厳 | |||||||||
社会 | 「日本の歴史」 「世界の中の日本」 ・故郷「汐田」を愛する ・城下町吉田(豊橋市) ・人としての生き方 | |||||||||
道徳 | 「おばあちゃんの 「学校いのちの日」 「山をたのむ」 「人権週間」 探し物」 「おじいちゃんの命」 「二つの投書」 ・感謝、家族愛 ・生命の尊重 ・尊敬・感謝 ・思いやり・親切 | |||||||||
総合 | 「共に生きる①」 「共に生きる②」 「共に生きる③」 ・デイサービス訪問 ・福祉体験教室 ・実践発表会 | |||||||||
行事 特活 | 「運動会」 「汐田フェス 「修学旅行」 「学習発表会」 「汐田 ティバル」 「福祉実践発表」 ギネス」 ・協力、団結 ・助け合い ・公共心 ・成果の発表 ・挑戦する心 |
(2) 汐田に生活する人々とつながる活動
地域に生活する人々と交流することで、心のつながりを深める活動をする。1年生は、「昔遊び」を教えていただいたお礼として給食交流や学習発表会への招待状を書いている。
2年生は、「まち探検」をして、校区にある会社や工場・病院を訪ね、自分の思いを伝えて、働く人々の思いを聞いて、人と地域とのつながりに気づく活動をしている。
<1年:昔遊びの会> <2年:まち探検でインタビュー>
(3) 家庭や地域とつながる環境美化活動
ごみを減量するために家庭でできることを実践したり、水を大切にしていくために自分たちにできることを実践したりする。また、地域とのつながりを深め、環境美化に協力をするために、児童会が回覧板で地域の方々へ「ペットボトルキャップ」「牛乳パック」「インクカートリッジ」などの回収協力を呼びかけ、今年度は約10万個のキャップを集めることができ、100人分のワクチンを購入して寄付することができました。
また、校内の環境美化活動として、自分から進んで行動する態度を養うために毎週1回清掃の時間の代わりに「ボランティアタイム」を設置し、「進んで他人のために行動する」心を育んでいる。
<ペットボトルキャップ回収> <ボランティアタイムで落ち葉拾い>
(4) 思いやりの心を育てる福祉体験活動
昨年度校区にデイサービスセンターができたことから、6年生が班ごとに分かれて訪問し、楽器演奏やゲーム、お話を聞くなどして交流をしている。運動会などの学校行事には招待状を出して相互交流を続けている
また、人とのつながりを深めるために「福祉実践教室」を開催し、いろいろな障害について理解し、そうした障害をもつ方々と関わることで、同じ社会に「共に生きる」ことについて理解を深めている。
<6年:デイサービス訪問で楽器演奏> <6年:福祉体験ガイドヘルプ>
Typeof materials to be used(使用する教材)
・「小学校キャリア教育の手引き」 文科省 (WEB版)
・「かがやくとよはし」(社会3・4年生補助教材) 豊橋市教育委員会発行
・「明るい心6年」(道徳副読本) 愛知県教育振興会発行
・「ともに生きる!~障害のある人の暮らしから」豊橋市社会福祉協議会 企画制作
・「福祉教室ガイド~学ぼう身近な福祉~」 豊橋市社会福祉協議会発行
Is there any type ofevaluation to examine the effects of the project on students’ comprehension andattitudes? (プロジェクトに対する生徒の理解と姿勢の評価方法)
教師は、ふだんの生活の中で児童の学習態度や意欲を観察し、活動後児童が書き込んだ「振り返りカード」等によって、評価している。
それとともに、以下のような評価方法をとる。
・児童の様々な活動への成果を、事後のまとめや感想などから把握する。
・学習や活動のまとめとして、授業公開や夏休み作品展、学習発表会等での成果の発表や地域への発信を通して、関心・意欲・態度等を観察し、評価する。
・全児童が定期的に行う「生活(いじめ)アンケート」やデイサービスセンター利用者の声から、児童の取り組み状況や意識の高まり、交流成果を把握する。
上記の評価とともに、ESDのさらなる充実と推進を図るために、以下のことに取り組む。
・1月の「学校評価アンケート」(保護者・児童・教職員対象)で、自分が住む地域のよさ、誇りと愛着、自然環境等の関係性、他人との関係性、社会との関係性について、意識がどのように変化したかアンケートを実施し、結果と考察を公表する。
・学校評議員の評価や意見、児童の実態や地域の思いをもとに、ESDカレンダーを見直し、地域と連携・協働する教育活動を展開する。
On behalf of my institution, I apply forparticipation in the UNESCO Associated Schools Project and give the assurancethat this institution will make an active contribution to the Project, asoutlined above, for a minimum period of two years. At the end of every year, I shall submit areport of the Project to the ASP National Co-ordinator of my country.
(本学校を代表して、ユネスコASPの参加申請をし、少なくとも2年間は上記概要にそってASPに貢献する活動を行うことを確約します。また、毎年ASPコーディネーター(※日本の場合は日本ユネスコ国内委員会)に活動のレポートを提出します。)
20/01/2014
Date(日付) Principal’sname(校長名(※直筆))
Position,(役職) Principal
Institution’s name(学校名)
緊急のお知らせ
ありません。
警報発令・災害時の児童の安全
(日本語)R5警報発令・災害時の児童の安全について.pdf
(ポルトガル語)R5警報発令・災害時の児童の安全について.pdf
(タガログ語)R5警報発令・災害時の児童の安全について.pdf
愛知県豊橋市牟呂町字北汐田50-1
TEL:0532-47-3220
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Mail:shiota-e@toyohashi.ed.jp