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いのちの日講演会

一学期期末テストの最終日の6月23日の午後、南陽中学校「いのちの日講演会」を開催しました。
 演題『命の大切さを考える』~子どもたちを被害者にも加害者にもしないために~として、「少年犯罪被害当事者の会」の一井 彩子 氏に講演をお願いしました。
 ご自身のお子さんを少年犯罪で亡くされた経験から、「思いやりをもつこと、相手の立場に立つこと、人の痛みがわかる人になってほしい」という願いを生徒たちに伝えていただきました。また、「被害に合わないようにすることは難しいかもしれないが、加害者にならないようにすることはできる」という話から、こうした事件を繰り返してほしくないという気持ちが伝わってきました。実体験をもとにした話に、生徒たちはいつも以上に真剣な表情で話を聞いていました。
 あたりまえの日常が突如として奪われてしまうことのやりきれない気持ちが伝わり、毎日を精いっぱい生きなくてはいけないという気持ちをもつことができました。「いのち」を大切さを改めて考える日となりました。