学校行事

第36回卒業証書授与式

 3月3日(水)、第36回卒業証書授与式を行いました。149名の卒業生が、南陽中学校を巣立っていきました。
 新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため、来賓の参列なし、在校生は代表者のみ、保護者も世帯1名に限定といった措置をとっての卒業式でした。人数が少なく、少し寂しい感じはしましたが、厳粛な雰囲気の式となりました。
 校長式辞では、「艱難汝を玉にす」という言葉を紹介しました。コロナ禍の中で1年を過ごしたことで、卒業生は仲間とともに困難を乗り越え、宝石のように優れた人へ成長したことを認め、伝えました。
 送辞では、2年生の代表生徒が、卒業生へのメッセージを贈りました。コロナ禍で制限が多かった中でも、思い返せば先輩たちの数多くのエピソードを思い浮かべることができると伝え、後輩に精いっぱいの姿を見せてくれていた先輩たちを称えました。
 答辞では、3年生の代表が、卒業に寄せる思いを伝えました。3年間の思い出を振り返り、最後の1年は、できないことに目を向けるのではなく、今できることは何かを考える1年であったと話しました。また、15年間育ててくれた父母に対し、今まで言えなかった「ありがとう」の言葉を伝えました。
 卒業の歌、校歌合唱も含めて、すべてマスク着用での卒業式でしたが、参列したすべての人の心に残る卒業式になったと思います。