校舎長寿命化工事に伴い、中校舎にいた3年生、山びこ、国際１・２・３が、２９日(月)からプレハブ校舎に引っ越しました。4年生は、中校舎東側１・２階に移りました。
　プレハブ校舎は、エアコンも完備されており、教室内も明るいです。子どもたちは、「きれい！」「ちょっと黒板は小さいかな」などと話していました。

　教室を移動しなかった子たちにとっても、変化が起きています。２・３階の渡り廊下が、工事で通れなくなったので、「図書館に行きたい」と思っても今までとは経路が変わります。

　子どもたちが安全に過ごせるよう配慮し、環境を整えていきたいと思います。

　オルポジ学習で多文化共生を学んでいる4年生。岩田団地自治会長の阿部準治さんをお招きしてお話を聞きました。

　岩田団地には、多くの外国籍のかたが住んでみえます。言葉や文化などの違いもあるため、昔は問題もあったそうです。ですが、みんなで話し合い、ルールを決めて取り組んでいった結果、今、岩田団地のみなさんは、仲よく協力し合って暮らしているそうです。岩田校区に住んでいることを誇りに思い、岩田校区への愛着を深めることができた1時間でした。

　国際教室の２年生は、国語「ビーバーの大工事」の学習で、ビーバーがどのように木を倒すかをみんなで考えていました。子どもたちは、ビーバーになりきって、上あごを支えにして下あごでぐいぐいとかじる動作をしていました。さらに、先生が作った上あごと下あごの模型をつけて動作を繰り返し、ビーバーのあごの動きを実感していました。言葉と動作で、日本語の文章の理解を深めています。

「ミドミドミソソ～　ファレレ～　ミドド～♪」1年生が鍵盤ハーモニカで「こいぬのマーチ」を演奏していました。「今日はここまで完璧にするよ」という先生の声に、みんな真剣に鍵盤を見て吹いていました。指づかいにまで気をつけて、スムーズに演奏できるようにがんばっていました。

　本年度も１８名の図書館ボランティアさんが、図書室・ブックランドの環境整備や、朝の読書の時間に読み聞かせをしてくださっています。１０日は３年生の読み聞かせでした。ボランティアさんのお話に真剣に聞き入る様子や笑顔で本を見つめる表情がとても印象的でした。

　図書館ボランティアのみなさま、子どもたちの本への関心を引き出していただき、ありがとうございます。

　校区自治会様、自主防災会様による「校区防災訓練」が岩田小学校で行われました。地域のかたや岩田小児童、保護者様など大勢のかたが参加されました。レジ袋と雑誌を使った応急手当、煙が充満するテントの中の通り抜け、災害用トイレの凝固剤実験などいろいろな体験をしました。災害に備えることの大切さや災害が起きた場合の身を守る行動などについて学ぶ有意義な時間となりました。

　２学期が始まり、元気な岩田っ子の声が、学校のいろいろなところから聞こえてきます。とても充実した夏休みを過ごせたことが伝わってきます。

　９月３日から夏休みの作品展が始まりました。自由研究や自由工作、壁新聞が展示されています。自由研究では、「岩田校区の消火器の数を調べたよ」「よく飛ぶ紙ヒコーキとは、どういうものだろう？」など、身近なところから課題を見つけて研究がされていました。自由工作では、紙皿と牛乳パックを使った「ぐるぐるすべり台」や段ボールや紙コップを使った「クレーンゲーム」など、アイデアあふれる作品がそろいました。

　５日の１１：３０まで体育館で行っています。ぜひ、ご覧ください。