学校日記

全校一斉道徳 ~共生について考える~

130日(月)1時間目に「全校一斉道徳授」を行いました。通訳のマリア先生をゲストティーチャーとしてお迎えし、中学生の時に行ったスピーチを再現してもらいました。その後、各教室で、「お互いにルーツの違いを受け止め、共に過ごすこと(共生)」について考えました。

子どもたちは、マリア先生が経験した“国の違い(言葉の違い)からのいじめ”の話を聞き、「あってはならないことだ」と強く思ったようです。授業後の子どもたちの振り返りの一部を紹介します。

「周りには、日本語が苦手な人もいるということを理解して接することが大切。」

「友達の悪いところを探すのではなく、よいところを探したい。」

「国が違っても仲よくなりたい。一緒に勉強したり遊んだりすることを大切にしたい。」

「相手のことを理解することで、いじめや差別をなくしたい。」

「どうして肌や髪の色が違うだけでいじめをするのだろう。同じ仲間なのに。みんなで話し合いたい。」

「いじめをなくそうとするマリア先生がすごいと思いました。そんな人になりたいです。いじめは自分の気持ちから生まれることがわかりました」

 石巻小学校ならではの「共生」を、これからも子どもたちと一緒に取り組んでいきます。