日々の様子

休校はチャンス!?


   (令和2年4月14日 朝日新聞より)
 「ピンチはチャンス」という言葉をどこかで聞いたことがあります。命の危険が迫っていたり、不安な状況にある中では、なかなかチャンスと考えることはできません。しかも、国や県の指示のなすがまま、2か月もの長い休み、新型コロナウイルス蔓延防止のために自粛で外出を控える事態となっています。働き方、学び方、遊び方などが、全てガラッと変わってしまいました。ハーバード大学の研究チームの分析では、「重症者への対応能力が大幅に強化されたりワクチンが使用できるようにならなければ、人と一定距離を置く措置は2022年まで必要になる可能性がある」と指摘されています。では、2年間も今のような、外にも出ず、人とも交流しない生活を送ることができるのでしょうか。新型コロナウイルスが、さらに新型に。インフルエンザがさらに新型インフルになる可能性もあります。今は、新型コロナウイルスの終息を願い、外出の自粛をしたり、換気や手洗い、マスクなどの予防をしたりすることは大切です。しかし、家でもできることをしたり、考え続けたりすることがもっと大切です。行動が制限されているからこそ、「本当は何がしたいのか」、「本当は何をすべきなのか」を考え続けましょう。