日々の様子

英語の大好きなみなさんへ


    (令和2年3月25日 中日新聞より)
 なぜカタカナ(英語)を使うのか。本当にそう思います。最近、「クラスター」や「オーバーシュート」「ロックダウン」などのカタカナがテレビやツイッター、新聞などで溢れています。企業名もカタカナに変わるなど、日本中に溢れています。そう言えば、スポーツ庁なんていう政府機関もありますのよね。「クラスター」も、年配者は、アメリカの使用した殺傷力の高いクラスター爆弾を思い出します。「オーバーシュート」は知らなくても「オーバーヘッドシュート」は、男子なら練習した人もいるでしょう。「ロックダウン」は知らないけれど、世界中が新型コロナウイルスに「ノックダウン」されそうな状況は理解できます。専門家の方は、わかりやすく説明する必要があると思うのですが、どうなのでしょうか。日本人は、英語が苦手と感じながらも、横文字に憧れるという性質があります。横文字を使うとカッコいいとかいう思いもあるのでしょう。正しく調べてみると、「cluster」は、「房」や「群れ」。「a cluster of grapes」という風に使います。「ロック」も英語では「rock」と「lock」の2つがあります。さてどちらでしょうか。調べてみるとよくわかってきますよ。