日々の様子

マスク


        (令和2年3月15日 中日新聞より)

        (令和2年3月15日 中日新聞より)
 15日からマスクの転売禁止がスタートしました。それでも、薬局には早朝からわずかなマスクを求める方が行列をつくっています。マスク不足は1か月以上も続いています。日本と外国ではマスクの考え方が違います。ALT(外国語指導員)の方に聞くと、外国では病人だけがマスクをします。だから日本で街を歩いていると、マスク姿の人が多くて病人ばかりで危険と驚くそうです。日本では、日常的にマスクをしているように思います。この季節ですと、花粉症でマスクが手放せない方が多いことでしょう。女性で化粧をしないで済むからマスクをしていると聞いたこともあります。人と話すのが恥ずかしいから、なんとなくマスクをしていると安心するという人もいます。そして海外では、香港の民主化デモで、抗議のために黒いマスクをつけて活動する姿が印象に残っています。このままでは、不安だらけで、全員マスクでの入学式、全員マスクでのオリンピック、全員マスクでの生活となってしまいます。日本だけでなく、世界中のみんなが、マスクを外して安心して笑い合う。本当に、そんな日が早く来てほしいと思います。