日誌

5年生 盲導犬講座

 5年生は9/26(月)に,日本盲導犬協会の方と盲導犬ユーザーの方をお招きして,盲導犬や視覚障がいについてお話をしていただきました。


 まず初めに,視覚障がいについて説明をしていただき,目が見えない状態を体験しました。


 盲導犬ユーザーの方からは,日常生活で行っている工夫や苦労しているところなどを詳しくお話ししていただきました。
 振動時計やスマホの音声操作,財布の現金の入れ方など,生活の工夫を学ぶことができました。

 一方,盲導犬がいたとしても道に迷うことがよくあること,誰もいない信号は青信号の判断ができないこと,スーパーなどの買い物は一人でできないことなど,困ってしまう場面が多い実際も知ることができました。
 日本盲導犬協会の方から,「今日の講座を通して自分たちにできることは何か考えてくれるとうれしい」とお話をいただきました。
 授業の後半では,盲導犬の訓練がどのように行われているか実践していただきました。盲導犬と遊ぶ中で,たくさんほめていくことでさまざまな指示を聞けるようになっていくことを学びました。



 質問コーナーでは,子ども達からさまざまな質問が挙がりました。たくさんの質問を通して,洋服の選び方や化粧の仕方,料理のコツなど,視覚に障がいのある方が日常を工夫して生活されていることをより深く知ることができました。

 自分たちで調べるだけでなく,盲導犬協会の方や実際に盲導犬と生活している方の生の声を聞くことで,さらに視覚障がいについて知ることができました。また,視覚障がいのある人に対して,自分は何ができるのか考える機会にもなりました。
 これからも5年生は,さまざまな視点で「福祉」について学んでいきます。