日誌

小規模校合同授業(3年)

 12月2日、下条小学校の3年生とともに、多米民族資料収蔵室で合同授業を行いました。
 まずは、全体で説明を聞きました。多米民族資料収蔵室の建物は旧多米小学校の木造校舎です。実際に使っていた教室の木のいすに座り、田澤元校長先生の話を聞きました。

 説明を聞いた後、3つのグループに分かれて資料館の見学と体験活動を行いました。体験活動では、まず千歯こぎで稲からもみをとる体験をしました。

 次に、もみから玄米を取り出すもみすりを体験しました。 

 最後に、もみすりをしたものを唐箕に入れ、もみ殻と玄米に分ける作業をしました。

 ようやく、玄米の出来上がりです。できた玄米を見て、みんな大喜びしていました。昔の人々は、大変な思いをしながら米を作っていたことがわかりました。
 館内見学では、昔、実際に農業や漁業で使っていた道具を見ることができました。

 今では見ることができない道具がたくさんあって驚いていました。
 今回の合同授業では、下条小の3年生と一緒に見学や体験活動をすることができ、とてもよい経験ができました。