日誌

ありがとうの種

 あすなろ学級では、13日からあすなろ郵便が始まりました。教室前では、キャップを手にした子どもたちが、ハガキを買おうと行列になっていました。盛況です。今年は、「ありがとういっぱい月間」の企画としてPR委員会とコラボして、黄色のありがとうハガキも販売するそうです。

  2月は、後半に、お世話になった地域や保護者の皆さんを招待して「ありがとう集会」が企画され、その後6年生に感謝する「6年生を送る会」へと続いていきます。2月という厳寒の時期でありながら、ありがとうの言葉と気持ちで心は一気に温かくなるでしょう。

 温かくなるといえば、来年度から完備されるエアコンの工事も大詰めを迎えています。すべてのクラスにエアコンがつけられる大工事でありながら、これだけ静かに進められたのも、訳があります。それは、音がする工事は、土日で行われ、子どもたちの勉強に支障がないように配慮してくれたのです。現場で働く青年の中には、沖縄の石垣島から出稼ぎにきている方もあり、休日も一生懸命働いてくださることにも感謝です。

  書館にもエアコンがつきます。快適な環境で読書が進められると思われますが、よく見てみると、バレンタインや図書委員のお薦めコーナーがあり、エアコンがなくても心温まる環境づくりが、司書さんやボランティアさんの手によってなされています。

  このように、学校には、至るところに「ありがとうの種」が蒔かれているのです。

  「ありがとういっぱい月間」です。私たちは、感謝すること以上に、まず私たちの生活に散りばめられている「ありがとうの種」を見つけることが大切ではないでしょうか。そして、そのお礼を届けることで、ありがとうの花が満開になるといいと思っています。