日誌

眼鏡 校長だより

福岡っ子は、福岡校区が育てる

先日は、豊橋駅周辺で殺人予告がインターネットへの書き込みがあり、駅には警察官が急きょ配備されました。本校教員も巡回しましたが、その後、豊橋在住の若者が逮捕されました。最近、豊橋警察署からのパトネット配信を見ても、自転車盗、器物破損、不審者情報など、さまざまな心配な事案が伝えられています。

本校の子どもたちにおいても心配がないわけではありません。地域の方から、登下校の様子、公園や神社、各施設の遊び方等、さまざまなご意見が寄せられています。ゲーム漬けの子どもたちの日常が危惧される今、屋外で遊ぶこと自体はとてもよいことではありますが、遊び方を誤ると大きな事故につながったり、近所の方に迷惑になったりします。やはり、ルールを守ることはもとより、人としてのマナー、気配りがこれからの時代に不可欠だと考え、指導を繰り返しています。

校区の年配の方に出会うと、「よく近所の人に厳しく叱られたなあ」と昔を誇らしく語ってくださいます。やはり、少年時代に根づいた経験や感性は、大きく人間形成に関わっていくものです。

「地域の子どもは地域で育てる」このフレーズが世に出て久しくなりますが、保護者の皆様にも「福岡っ子は、福岡校区が育てる」という気概で、校区を支える未来の大人をはぐくんでいってほしいと願っています。

「寒い日も おはようひとつで ぽっかぽか」

この標語は、本校の青少年健全育成会の優秀賞のひとつです。このような豊かな感性を、地域の人たちと交わりの中で、はぐくんでいけたらと感じています。